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沿革
スーパーコンピュータ「富岳」はスーパーコンピュータ「京」の後継機(ポスト「京」)として、文部科学省の「フラッグシップ2020プロジェクト(Flagship 2020 Project)」のもと開発・整備が進められました。本プロジェクトは社会や科学分野のさまざまな課題を解決することを目的としています。プロジェクトの開始に至るまでには、多くの計算機科学分野および計算科学分野の研究者による議論があり、その成果が受け継がれました。
2014年に理化学研究所計算科学研究機構(現在の計算科学研究センター)において、「富岳」のハードウェア開発がスタートしました。「富岳」はハードウェア開発とアプリケーション開発を協調的に設計(コデザイン)してさまざまな分野で幅広く利用できることを目指し、アプリケーション開発の重点課題(9課題)と萌芽的課題(4課題)の実施機関と連携して開発が進められました。
2019年に「富岳」の製造が開始され、2021年度の共用開始に向けて調整を進めている中、2020年4月に新型コロナウイルスによる感染拡大の事態に対応するため「富岳」の計算機資源を優先して提供しました。
「富岳」が科学面のみならず、人々が安全・安心・快適に生活を営む未来社会「Society 5.0」の実現に貢献できるよう、整備・運用してまいります。
- 連続したイベント、受賞は初回のみ記載しています。