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スーパーコンピュータを動かすためには、電力はもちろんのこと、計算時に発生する熱を取り除くための冷却設備が必要です。

スーパーコンピュータ「富岳」の運転を支える施設・設備は、スーパーコンピュータ「京」のものを一部再利用しています。「京」に比べて消費電力およびそれに伴う排熱が増大するため、電気設備や冷却設備などを増強しました。コージェネレーション発電施設や特別高電圧電源施設は、既存のものを利用します。

電力設備

「富岳」は省エネ性能を重視したため、計算能力が「京」の40倍であるのに対し消費電力は2倍あまりにとどまります。しかしながら、「京」の設備では対応できないため、変電設備の増強などを実施しました。

写真:増強された変電設備の様子
増強された変電設備

冷却設備

「富岳」は計算機ラック1台あたりの発熱量が「京」の数倍に達するため、それに対応した冷却設備の増強が行われました。「京」では水冷と空冷の割合が2:1だったのに対し、「富岳」では9:1となります。そのため、空調機は一部休止させているユニットがある一方で、冷却水を作るのに必要な冷凍機、熱交換機、ポンプなどが増強されました。
冷却設備に関する詳細は『理研ニュース 』2020年5⽉号 特集「「富岳」を支える冷却システム」(2.3MB)新しいタブでPDFが開きますをご覧ください。

設備増強工事参考動画

写真:冷却設備の様子
手前がポンプ、奥は空調機

免震構造

積層ゴムやダンパーを各所に設置した免震構造により、震度6強レベルの大地震が起きても主要機能を確保することができるようになっています。

写真:免震構造が施された設備の様子

施設の3Dモデル

電力・冷却設備、地下の免震構造の3Dモデルを下記からご覧いただけます。通常は立ち入りが許されていない施設を散策し、設備を間近にながめてみてください。