2020年2月18日(火)~20日(木)、理化学研究所 計算科学研究センターで「The 4th RIKEN R-CCS HPC Youth Workshop」を開催しました。このワークショップは計算科学技術分野の学生、若手研究者等の人材育成プログラムとして2016年度より実施し、今回4回目となります。
初日は自己紹介からはじまり、各々の研究内容を発表するポスターセッションが開かれました。2日目午前は佐藤賢斗チームリーダー(理研)によるSenior Talkがあり、午後からはR-CCSの研究者2名をメンターとして加えた少人数制のグループに分かれ、各グループごとテーマを設定して議論が行われました。普段、交流することの少ない他分野の研究者との議論は、英語の専門用語が通じにくいなどの問題もある中、工夫しながらコミュニケーションする参加者の様子が伺えました。
最終日にはWrap-up meetingを行い、グループワークにおける成果を発表しました。そこではメンバーの研究分野を体系立てて説明したグループや、新たな研究プロポーザルを提案したグループもありました。参加者からは「他の分野の研究を聞けて勉強になった」「良い経験になり、また参加したい」といった声の他、「共通の話題を見つけることに苦労した」という声や「議論の時間が足りなかった」などの意見もありました。