理化学研究所 計算科学研究センター

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スーパーコンピュータ「富岳」開発プロジェクト フラッグシップ2020プロジェクト

スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムについて

スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムは、「富岳」を用いた成果を早期に創出することを目的として文部科学省が設置しました。①人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓、②国民の生命・財産を守る取組の強化、③産業競争力の強化、④研究基盤の4領域について課題の選定が行われ、下記の19課題が選定されています。選定された課題は、「富岳」の計算資源を優先的に無償で使用し、速やかな成果創出を目指します(2020~2022年度)。

領域 課題名
課題代表者名(所属)※所属は2020年2月28日時点
領域①
人類の普遍的課題への挑戦と未来開拓
量子物質の創発と機能のための基礎科学 ―「富岳」と最先端実験の密連携による革新的強相関電子科学
今田 正俊(早稲田大学理工学術院総合研究所)
全原子・粗視化分子動力学による細胞内分子動態の解明
杉田 有治(理化学研究所生命機能科学研究センター)
シミュレーションで探る基礎科学:素粒子の基本法則から元素の生成まで
橋本 省二(高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所)
宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築
牧野 淳一郎(神戸大学理学研究科)
大規模データ解析と人工知能技術によるがんの起源と多様性の解明
宮野 悟(東京大学医科学研究所)
脳結合データ解析と機能構造推定に基づくヒトスケール全脳シミュレーション
山﨑 匡(電気通信大学大学院情報理工学研究科)
核燃焼プラズマ閉じ込め物理の開拓
渡邉 智彦(名古屋大学大学院理学研究科)
領域②
国民の生命・財産を守る取組の強化
プレシジョンメディスンを加速する創薬ビッグデータ統合システムの推進
奥野 恭史(理化学研究所医科学イノベーションハブ推進プログラム)
防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測
佐藤 正樹(東京大学大気海洋研究所)
マルチスケール心臓シミュレータと大規模臨床データの革新的統合による心不全パンデミックの克服
久田 俊明(株式会社UT-Heart研究所)
大規模数値シミュレーションによる地震発生から地震動・地盤増幅評価までの統合的予測システムの構築とその社会実装
堀 高峰(海洋研究開発機構海域地震火山部門・地震津波予測研究開発センター)
領域③
産業競争力の強化
省エネルギー次世代半導体デバイス開発のための量子論マルチシミュレーション
押山 淳(名古屋大学 未来材料・システム研究所)
「富岳」を利用した革新的流体性能予測技術の研究開発
加藤 千幸(東京大学 生産技術研究所革新的シミュレーション研究センター)
航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究
河合 宗司(東北大学大学院 工学研究科)
次世代二次電池・燃料電池開発によるET革命に向けた計算・データ材料科学研究
館山 佳尚(物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点)
環境適合型機能性化学品
松林 伸幸(大阪大学 大学院基礎工学研究科)
大規模計算とデータ駆動手法による高性能永久磁石の開発
三宅 隆(産業技術総合研究所 材料・化学領域 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター)
スーパーシミュレーションとAI を連携活用した実機クリーンエネルギーシステムのデジタルツインの構築と活用
吉村 忍(東京大学大学院工学系研究科)
領域④
研究基盤
全脳血液循環シミュレーションデータ 科学に基づく個別化医療支援技術の開発
和田 成生(大阪大学院基礎工学研究科)

※計算資源のみ配分