理化学研究所 計算科学研究センター

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閉会式を実施しました:高校生・高専生「富岳」チャレンジ ~SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!~

SuperConと「富岳」のコラボレーション

9月13日(日)より開始された「高校生・高専生「富岳」チャレンジ ~SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!~」は、20日(日)までに参加した16チームからレポートが寄せられ、22日(火・祝)に閉会式が実施されました。

最初に計算科学研究センター 松岡聡センター長が、自身も高校生のときプログラマーとして活躍したことを紹介し、「高校生のときに「富岳」のような世界一のスーパーコンピュータを使うことができてうらやましい。みなさんの将来が楽しみです。「富岳」チャレンジ完走おめでとうございます」と参加者をねぎらいました。

大阪大学 西尾章治郎総長は、「コロナ禍を経て変容する今後の社会では、スーパーコンピュータを核とした情報技術基盤のニーズは高まる。参加されたみなさんがこの経験を活かし、日本のコンピュータサイエンスの一翼を担い、社会に貢献する人材となってくれればこの上ない喜びです」と参加者への期待を述べました。

次に各チームから、問題を解くにあたって工夫した点と、「富岳」を使った感想が披露されました。

「普段使っているコンピュータとは違って困惑することも多かったが、めったにない機会が得られてよかった」「世界一のスーパーコンピュータ「富岳」に高校生ながら触れられたことに感謝したい」といった感想とともに、「並列処理を活かしきれなかったことが残念」「プログラミング能力不足を感じたので、鍛えて来年挑戦したい」といった今後に向けた課題や意欲も聞かれました。

その後、文部科学省 研究振興局 杉野剛局長より、本イベントが萩生田文部科学大臣の強い後押しによって実施されたこと、そして参加者のみなさんに文部科学大臣特別賞が送られることが発表されました。

最後に、東京工業大学 益 一哉学長が、半導体に欠かせないトランジスタの発明は幾多の失敗(Creative Failure)からなしえたという事例を紹介し、「並列化がうまくいかなかった、といった今回の「富岳」チャレンジでのつまづきを次への糧にできるかはみなさん次第。Creative Failure を Creative Challenge に変えていってください。みなさんならできる」と力強いメッセージが送られ、「富岳」チャレンジは閉会となりました。

コロナ禍によるSupercomputing Contest (SuperCon)の本選中止という残念なできごとを受け急遽立ち上がった今回の「富岳」チャレンジ。
「富岳」に触れた経験が、参加者のみなさんの将来に活きることを、関係者一同願っています。