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理研R-CCSとCEA、研究協力覚書を更改し連携を強化 ―大阪・関西万博で開催のCEA創立80周年式典で調印―
理研R-CCSとCEA、研究協力覚書を更改し連携を強化 ―大阪・関西万博で開催のCEA創立80周年式典で調印―
English理化学研究所(理研)は、フランス原子力・代替エネルギー庁(Commissariat à l’énergie atomique et aux énergies alternatives:CEA)と長年にわたるパートナーシップに基づき、研究協力を推進しています。このたび、理研計算科学研究センター(R-CCS)との研究協力について再確認し、「高性能計算アプリケーション、AI、ビッグデータ、量子コンピューティング、システムソフトウエア開発、新規アーキテクチャの性能解析、運用技術を含む計算科学・計算機科学分野」での協力に関する覚書(MoU)を更新しました。このMoUの下で、両機関によるスーパーコンピュータ「富岳」を利用した研究協力を推進します。
MoUの調印は、2025年7月1日に大阪・関西万博におけるCEA創立80周年式典の一環として、万博会場のフランスパビリオンにて執り行われました。式典では、松岡 聡 R-CCSセンター長が「理研とCEAよるHPC分野での連携」と題した講演を行いました。講演を通じ、R-CCSとCEAの関係の強さと深さ、そして計算科学・計算機科学の最前線を切り開くという両機関に共通する使命を明確に示しました。
理研とCEAの連携は、2017年に高性能計算における計算科学・計算機科学に関する最初の協定を締結したことに始まります(注1)。それ以来、年2回の「CEA-RIKENワークショップ」を開催し連携を深め、自然災害、材料科学、プラズマ物理といった重要分野における科学アプリケーションの開発と最適化、またそれを支えるシステムソフトウエア開発において密接に協力し、双方のスーパーコンピューティング技術を進化させてきました。
詳細は下記をご覧ください。

右:松岡 聡 センター長(理化学研究所計算科学研究センター)
左:Catalin Miron ディレクター(Director, Research Infrastructures, European and International Affairs, CEA, 代理署名)
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(2025年7月9日)