トップページ    イベント・広報    お知らせ一覧    高性能ビッグデータ研究チームの細木 隆豊さんと佐藤 賢斗チームプリンシパルがCCGrid2025 Best Paper Awardを受賞しました

高性能ビッグデータ研究チーム 研修生の細木 隆豊さんと佐藤 賢斗チームプリンシパルが、CCGrid2025 Best Paper Awardを受賞しました。

CCGrid Best Paper Awardは、IEEE主催の国際会議「Cluster, Cloud and Internet Computing(CCGrid)」において、特に優れた研究論文に授与されます。この賞は、分散システム、クラウドコンピューティング、インターネットコンピューティングなどの分野で、革新的かつ実用的な貢献を行った論文著者に与えられます。

大規模AIモデルの学習では膨大な計算と通信が必要となり、通信の待機時間が大きな課題です。本研究はその通信を効率化する新手法「Comm-Shift」を開発し、学習の高速化を実現しました。これにより、生成AIやシミュレーションなどの応用において、より大規模かつ複雑な問題への挑戦が可能になり、AIの実用化と社会実装を後押しします。

本研究は、東京科学大学およびフランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)との国際連携のもとで実施された成果です。

細木 隆豊さんと佐藤 賢斗チームプリンシパルのコメント

このたびは栄誉あるBest Paper Awardを賜り、大変光栄に存じます。本研究は、国内外の共同研究の成果であり、ご支援いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。今後も大規模AIの社会実装を支える基盤技術の研究に取り組んでまいります。

関連リンク

(2025年6月4日)