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閉会式を実施しました:夏の電脳甲子園「SuperCon 2022」 本選大会
閉会式を実施しました:夏の電脳甲子園「SuperCon 2022」 本選大会
2022年8月22日(月)から4日間にわたってオンラインで開催された夏の電脳甲子園「SuperCon 2022」 本選大会は、25日(木)に解答の提出が締め切られ、26日(金)に閉会式が行われました。
今年度は昨年度に引き続き、スーパーコンピュータ「富岳」を利用したコンテスト形式での実施となり、参加チームは「富岳」の特徴を活かした高速化を目指して熱心に取り組みました。
- 出題された課題や課題説明はSuperCon 2022 ウェブサイト
にてご覧いただけます。

本選結果
閉会式では、成績発表が行われ、以下のような結果でした。
- 1位 Citrus(灘高等学校)
- 2位 noCrepuS(渋谷教育学園幕張高等学校)
- 3位 bubuzuke(松本秀峰中等教育学校)
- 3位 T0M0K4ZU(東京工業大学附属科学技術高等学校)
昨年に続き1位に輝いた Citrus には、SuperCon 2022の表彰状のほか、文部科学大臣賞、情報処理学会若手奨励賞、電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ スーパーコンピューティング奨励賞の各賞、ならびに副賞が授与されました。
Citrus のメンバーからは、「今年が最後の出場機会だったので、優勝できてうれしい」「勉強していたSIMD等を活かして並列化を実践できてよかった」とのコメントが寄せられました。
また、他の参加者からは、「「富岳」を使えてとても貴重な経験になった」「「富岳」を活かした並列化ができれば、と思っていたが、難しかった」「他校の解法を聞いてとても勉強になった」「来年もまたぜひ挑戦したい」といった感想があがりました。

チームロゴ
大会主催者のコメントより
東京工業大学 学長 益 一哉
この大会の第1回は1995年。大変歴史のある大会であり、IT業界の第一線で活躍している方の中にもこの大会の出身者が多くいる。この大会に参加された方が社会の様々な場面で活躍し、社会を変えていくことを願う。
大阪大学 サイバーメディアセンター センター長 下條 真司
開会式でR-CCSの松岡センター長より、「「富岳」は高く険しい山」という話があったが、その高く険しい山をさまざまな技術を駆使して登った参加者の姿に感心した。
理化学研究所計算科学研究推進室 室長 新田 浩史
「富岳」の裾野の広さ、使いやすさを体験していただけたことは私たちにとっても大きな喜び。今回の経験がこれからの活躍の一助になればと思う。
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(2022年8月30日)