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理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS)の粒子系生物物理研究チーム(杉田 有治チームリーダー)は、株式会社理研数理(以下、理研数理)※1と連携し、同チームを中心に開発している分子動力学ソフトウェア「GENESIS」の産業界における利用のサポートを開始しました。詳細は下記をご覧ください。

国産の分子動力学ソフトウェア「GENESIS」の産業界における利用をサポートするサービスの提供開始新しいタブで開きます(理研数理ウェブサイト)

背景と期待される効果

GENESISは、理化学研究所を中心に開発している分子動力学ソフトウェア(フリーソフトウェア:LGPLv3で配布)で、生体分子を含むさまざまな分子システムのダイナミクスを計算します。特徴の一つである超高並列性能により、スーパーコンピュータ「富岳」上で10億原子からなる分子混雑環境系のシミュレーションを実現した一方で、生命科学や創薬に加え材料開発分野での応用計算も念頭に種々のアルゴリズムを実装し、GPU対応など汎用化を進めています。今後、産業界などでGENESISの幅広い活用が期待されます。

理研数理は、GENESISの開発拠点であるR-CCS 粒子系生物物理研究チームと連携し、企業などにおけるGENESIS利用をサポートするサービスを提供します。まず、GENESISの利用が見込まれる国内の企業ユーザーと開発者が集うユーザーグループを組織し、GENESISの最新機能や利用方法のチュートリアルを提供します。これにより、ユーザーはGENESISの開発状況や利用情報を速やかに知ることができ、ユーザー間での情報共有を通じて、より効率的にGENESISを活用できます。現在、ユーザーグループの活動開始に向けて、参加希望の企業ユーザーを募集中ですので、ご興味ある方は理研数理までご連絡ください。

また、株式会社JSOL(以下、JSOL)との協業により、JSOLが開発するシミュレーションソフトウェア「J-OCTA」を通じて、GENESISのプリポスト処理を提供できるようになります。これにより、ユーザーがGENESISを利用する際の敷居を下げ、利便性がより高まることが期待されます。

理研数理連絡先

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(2021年10月12日)