トップページ    イベント・広報    一般公開    2019年度 計算科学研究センター 一般公開(11月9日・神戸)開催報告

2019年11月9日土曜日、計算科学研究センターでは一般公開を開催しました。当日は暖かく天候にも恵まれ、1,143名の方に来場いただきました。ありがとうございました!
当日のイベントの様子を紹介します。

「京」の後継機、「富岳」試作機(CMU・CPUパッケージ)を公開!

スーパーコンピュータ「富岳」の試作機の展示の解説や、「京」と「富岳」の違いなどの説明を松岡センター長、石川プロジェクトリーダーなどが行いました。また、「富岳」のアプリケーション開発関係者が「富岳」で出来るようになることを紹介しました。

写真:松岡センター長、石川プロジェクトリーダーが説明をする様子

「富岳」工事の様子を見てみよう

「京」が撤去され、「富岳」設置の準備中の計算機室を、見学者ホールから見学いただきました。計算機室がまっさらになるのは「京」設置時以来約9年ぶり。来年の一般公開では「富岳」が設置されているのでしょうか、楽しみですね。

写真:見学イメージ

R-CCS研究紹介

ここでは、 5つの研究チームが、自分たちの研究について、体験などを交えて紹介しました。VRゴーグルを用いた体験型の展示や、ゲーム、ポスターを用いた研究紹介など、さまざまな形式で各チームが行っている研究について紹介を行いました。

写真:見学風景

ミニ講演会

研究者・技術者がそれぞれの研究内容について紹介を行いました。「君が知らない天気の世界 ~天気予報に君もチャレンジ!~」では、立候補いただいたお客様にも天気の計算に挑戦していただきました!

写真:ミニ講演会

ありがとう「京」

8月にシャットダウンした「京」で実際に使用されていた筐体や、システムボードなどのパーツを展示しました。「京」と一緒に写真を撮っている方もたくさんいらっしゃいました。

写真:見学風景

R-CCSで働く人はどんな人?~研究者実態調査~

毎年大好評のこの企画。今年は、研究者・技術者が好きな数学やゲームを紹介したポスターや、スタッフからの「富岳」への期待を紹介するポスターの人気があったようです。また、過去によく「どうやったら研究者になれるの?」との質問をいただいていましたので、4名の「研究者への道のり」を紹介しました。さらに、当日は研究者への質問を募集し、皆様の質問をリアルタイムでお答えする企画を行いました。たくさんの質問のなかから、24件の質問に回答しました。質問をお寄せいただきありがとうございました。

  • 当日研究者が回答した質問の答えはTwitter新しいタブで開きますからご覧いただけます。
    質問の募集、回答はPeing-質問箱-新しいタブで開きますを利用しました。
写真:システムボードなどのパーツを展示している風景

お忙しい中、お越しいただきありがとうございました!


当日のプログラム詳細

(2019年11月26日)