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「富岳」Open OnDemandにおけるGakuNin RDMとのデータ転送アプリケーションの開発
「富岳」Open OnDemandにおけるGakuNin RDMとのデータ転送アプリケーションの開発
理化学研究所 計算科学研究センター(R-CCS) 先端運用技術ユニットの中尾昌広技師と国立情報学研究所(NII) オープンサイエンス基盤研究センターの藤原一毅准教授らは、「富岳」Open OnDemand※[1]上で動作するGakuNin RDM※[2]に対するデータ転送アプリケーションを開発しました。このアプリケーションにより、「富岳」とGakuNin RDMとの間のデータ転送をWebブラウザ上で簡単に行えるようになりました。
- [1]「富岳」Open OnDemandについてはOpen OnDemandウェブサイト(英語)
ならびに「「富岳」Open OnDemand の提供を開始~Webブラウザで「富岳」の操作が可能に~」をご覧ください。
- [2] GakuNin RDMについてはGakuNin RDM(研究データ管理基盤)(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターウェブサイト)
、ならびにGakuNin RDMサポートポータル
をご覧ください。

R-CCSが運用する「富岳」は、世界トップレベルのスーパーコンピュータであり、幅広い研究に活用されています。また、NIIが運用するGakuNin RDMは、研究者が研究データや関連資料を管理・共有するための信頼性の高い研究データ管理サービスです。
今回開発されたデータ転送アプリケーションは、「富岳」で運用されているWebポータルOpen OnDemand上で利用することができます(図1、図2)。「富岳」とGakuNin RDMとの間のデータ転送はWebブラウザから行うことができるため、研究者は特別なソフトウェアのインストールや設定を行うことなく、データを直接転送することができます。本アプリケーションは「富岳」にアカウントをお持ちの方で、GakuNin RDMにプロジェクトをお持ちの方が利用できます。「富岳」Open OnDemandにおける利用マニュアル※[3]を参照ください。
今後も、R-CCSはスーパーコンピュータやデータ管理に関する最新技術の開発に取り組み、研究者のニーズに合わせた革新的なサービスの提供を行います。本アプリケーションは、その一環として開発されたものであり、研究者の研究環境の向上に貢献するものであります。
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(2023年7月26日)