トップページ    研究活動    R-CCSソフトウェア

理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)で開発された主要なソフトウェアを紹介します。

FrontFlow/red-HPC

FrontFlow/red-HPCは、文部科学省次世代IT基盤構築のための研究開発「革新的シミュレーションソフトウエアの研究開発」プロジェクトにより開発された「RSS21フリーソフトウエア」の一部であるFrontFlow/red Ver.3.0をもとに,「HPCI戦略プログラム分野4次世代ものづくり」等で北海道大学および理化学研究所計算科学研究センター(RIKEN R-CCS)において改良開発された汎用熱流体解析ソフトウェアです。このライブラリは次世代のスーパーコンピュータから汎用計算機に至るまで広く用いられる事を念頭において開発されており、 工学・ものづくりを専門とする科学者と産業界の研究開発者に広く使われています。

FrontFlow/red-HPCの利用をご希望の方は以下へお問い合わせください。

理化学研究所計算科学研究センター複雑現象統一的解法研究チーム
チームプリンシパル 坪倉 誠

  • メールアドレスmtsubo[at]riken.jp
  • 電話番号078-940-5798
  • ※Emailの[at]は@にご変更ください。

GENESIS

GENESIS(GENeralized-Ensemble SImulation System)はタンパク質、核酸、脂質、糖鎖、またはそれらの複合体など生体内高分子を対象にした分子動力学計算を行うためのソフトウェアです。オープンソースソフトウェアとして公開されています。
GENESISは下記のGitHubのページからダウンロードすることができます。

OACIS

OACIS(Organizing Assistant for Comprehensive and Interactive Simulations)はwebインターフェースを用いてインタラクティブにジョブを管理することができる、オープンソースの実行管理フレームワークです。さまざまなパラメータの組み合わせで多数のシミュレーションを実行し、結果をわかりやすくまとめたい場面で威力を発揮します。どなたでも無料でお使いいただけます。
詳細は下記のOACISウェブサイトをご覧ください。

NTChem

「NTChem」は一から設計をした新しい国産分子科学計算ソフトウェアです。既存ソフトウェアの持つ多くの機能をカバーしつつ、他のプログラムで利用することのできない多くの量子化学計算法を含んでいます。「NTChem」の第一版には数千原子分子系に対する第一原理電子状態計算や数百原子分子系の化学反応過程追跡計算を実現するための分子科学理論が実装されています。
詳細は下記のウェブページをご覧ください。

SCALE

SCALE(Scalable Computing for Advanced Library and Environment)は R-CCSを中心に開発が進められている次世代気象気候科学における基盤ライブラリです。 このライブラリは次世代のスーパーコンピュータから汎用計算機に至るまで広く用いられる事を念頭において開発されており、 気候・気象科学を専門とする科学者と計算機科学を専門とする科学者が共同して開発を行っています。
詳細は下記のSCALEウェブサイトをご覧ください。

その他のR-CCSソフトウェア

R-CCSでは上記のほかにも多数のソフトウェアを開発しています。スーパーコンピュータ「富岳」で利用可能なソフトウェアについては、下記のページをご覧ください。