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【成果創出加速プログラム】多孔性結晶中のNaイオンの高速拡散機構を新たに提唱
【成果創出加速プログラム】多孔性結晶中のNaイオンの高速拡散機構を新たに提唱
東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 化学生命科学研究所の館山佳尚教授、早稲田大学 先進理工学研究科の伊藤暖大学院生(博士後期課程3年)らは、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた高精度計算により、Naイオン(Na+)電池の有望な電極材料であるプルシアンブルー(PB)結晶におけるNa+の拡散機構とPB結晶の動的な無歪み性が室温以下の高速拡散に重要であることを提唱しました。これは「大きい孔が拡散に有利」という典型的な考え方を書き換え、また開発競争が加速するNaイオン電池の正極材料設計指針を飛躍的に前進させる成果です。
詳細は下記リンクよりご覧ください。
- この研究は、「富岳」成果創出加速プログラム「物理-化学連携による持続的成長に向けた高機能・長寿命材料の探索・制御
」の一環として行われました。
(2025年6月30日)