トップページ イベント・広報 お知らせ一覧 スーパーコンピュータ「富岳」 HPCGのランキング結果について - Society 5.0実現のためのHPCインフラとして総合的に世界トップ性能を実証 -
スーパーコンピュータ「富岳」 HPCGのランキング結果について - Society 5.0実現のためのHPCインフラとして総合的に世界トップ性能を実証 -
English理化学研究所(理研)と富士通株式会社(富士通)が共同で開発し、2021年3月より共用を開始したスーパーコンピュータ「富岳」は、世界のスーパーコンピュータの性能ランキングのうち、産業利用などの実際のアプリケーションでよく用いられる共役勾配法の処理速度の国際的なランキング「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」で、10期連続の世界第1位を獲得しました。
なお、「TOP500」では「El Capitan(エル・キャピタン、米国)」が第1位となり「富岳」は第6位でした。また人工知能(AI)の深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算処理に関する性能ベンチマーク「HPL-MxP」(旧名称「HPL-AI」)においては「Aurora」(米国)が第1位となり「富岳」は第4位でした。
これらのランキングは、現在米国ジョージア州アトランタのアトランタ・ワールド・コングレス・センターおよびオンラインで開催中のHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング:高性能計算技術)に関する国際会議「SC24」において、11月19日付(日本時間11月20日)で発表されます。
「HPCG」における10期連続の第1位獲得および「TOP500」の第6位と「HPL-MxP」の第4位の性能は、引き続き「富岳」の世界最高水準の総合的な性能を示すものであり、新たな価値を生み出す超スマート社会の実現を目指すSociety 5.0において、シミュレーションによる社会的課題の解決やAI開発および情報の流通・処理に関する技術開発を加速するためのHPCインフラの役割を「富岳」が十分に発揮できることを実証するものです。
詳細は下記プレスリリースをご確認ください。
プレスリリース
関連情報
(2024年11月19日)