トップページ    イベント・広報    お知らせ一覧    【成果創出加速プログラム】ハキム病(特発性正常圧水頭症)の診断に有用なDESHを脳MRIからAIで自動領域抽出して判定する新基準を構築

歩行障害、物忘れ、尿失禁の3徴候で知られるハキム病 (特発性正常圧水頭症:iNPH)は進行性の病気であり、早期発見のためには頭部CT、MRI検査で、くも膜下腔の不均衡分布(DESH)を見逃さないことが重要です。
しかし、DESHは高位円蓋部・正中くも膜下腔とシルビウス裂・脳底槽の大きさを比較して判定され、さらに脳室の形状・大きさも影響するため、専門的な知識が必要となります。
そこで、DESHの判定に用いる3特定領域を自動抽出する人工知能(AI)を搭載した「脳脊髄液腔解析」アプリを用いて、ハキム病、アルツハイマー病を含む認知症等の患者と健常ボランティア1009人の脳MRIを解析して、DESH判定の新基準を構築しました。

詳細は下記リンクよりご覧ください。

(2024年11月7日)