トップページ    イベント・広報    お知らせ一覧    【成果創出加速プログラム】頭蓋内全体の脳脊髄液の動きをマクロ的に観測する手法を開発

本研究は、名古屋市立大学、滋賀医科大学、東京大学、大阪大学、東京工業大学、東京都立大学、東北大学、山形大学、富士フイルム株式会社の共同研究による成果です。

脳脊髄液は、脳に血液がスムーズに流れるように、脳の拍動に合わせて中脳水道や大孔部くも膜下腔を往復運動して圧調整を行っていることが知られています。この脳脊髄液の往復運動は4次元フローMRIとintravoxel incoherent motion (IVIM) MRIで定量的に観測(数値化)することができます。そこで、本研究ではこの2つのMRI で得られた数値データと統合して、頭蓋内全体の脳脊髄液の動態をマクロ的に観測する手法を開発しました。この手法を用いて、ハキム病(特発性正常圧水頭症:iNPH)で脳脊髄液の動きに異常をきたす機序を明らかにしました。

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(2024年6月6日)