トップページ    イベント・広報    お知らせ一覧    【成果創出加速プログラム】チタン・バナジウム中性子過剰同位体で新魔法数の消失を観測

大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構(KEK)・素粒子原子核研究所・和光原子核科学センター(和田 道治 センター長)のマルコ=ローゼンブシュ 特任助教、国立研究開発法人 理化学研究所(理研、埼玉県和光市)仁科加速器科学研究センター 低速RIビーム生成装置開発チーム(石山 博恒 チームリーダー)の飯村 俊 ジュニアリサーチアソシエイト(大阪大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士後期課程、研究当時)を中心とする国際共同研究グループは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の超伝導RIビーム生成分離装置(BigRIPS)および低速RIビーム生成装置(SLOWRI)と多重反射型飛行時間測定式質量分光器(MRTOF)を用いて、中性子過剰なバナジウム、チタン同位体の高精度質量測定に成功しました。これにより、中性子数34という新魔法数がチタン、バナジウム同位体において消失していることがわかりました。

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(2023年1月6日)