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【成果創出加速プログラム】有機固体で実現する量子スピン液体の特異な性質を解明
【成果創出加速プログラム】有機固体で実現する量子スピン液体の特異な性質を解明
東京大学物性研究所の井戸康太助教、吉見一慶特任研究員は、北京量子信息科学研究院の三澤貴宏副研究員、早稲田大学/豊田理化学研究所の今田正俊上級研究員・研究院教授/フェローとの共同研究で、スーパーコンピュータ上で人工ニューラルネットワークを活用した第一原理に基づく包括的な高精度な数値計算を実行し、量子スピン液体候補物質を含む、有機固体である5種類のPd(dmit)2塩の実験結果を再現することに成功しました。
今回明らかになった量子スピン液体の出現条件や性質に関する知見は、量子コンピュータなどの量子デバイス材料設計の指針となることが期待されます。
詳細は下記をご覧ください。
有機固体で実現する量子スピン液体の特異な性質を解明 人工ニューラルネットワーク第一原理計算による量子物質設計へ(東京大学物性研究所ウェブサイト)
- この研究は、「富岳」成果創出加速プログラム「量子物質の創発と機能のための基礎科学―「富岳」と最先端実験の密連携による革新的強相関電子科学
」の一環として行われました。
(2022年4月22日)