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閉会式を実施しました:夏の電脳甲子園「SuperCon 2021」 本選大会
閉会式を実施しました:夏の電脳甲子園「SuperCon 2021」 本選大会
2021年8月23日(月)から4日間にわたってオンラインで開催された夏の電脳甲子園「SuperCon 2021」 本選大会は、27日(金)に全日程を終了し、閉会式が行われました。
新型コロナウイルスの流行拡大の影響で本選が中止となった昨年度は、高校生・高専生「富岳」チャレンジ ~SuperCon本選出場者によるスパコン甲子園!~ として、順位を競わない形式で行われました。今年度はオンラインではありますが、2年ぶりのコンテスト形式となり、参加チームは好成績を目指して熱心に課題に取り組みました。
- 出題された課題や課題説明はSuperCon 2021 ウェブサイト
にてご覧いただけます。

本選結果
閉会式では、成績発表が行われ、以下のような結果でした。
- 1位 Citrus(灘高等学校)
- 2位 NPC(N高等学校)
- 3位 Novice(灘高等学校)
1位の Citrus には、SuperCon 2021の表彰状のほか、文部科学大臣賞、情報処理学会若手奨励賞、電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ スーパーコンピューティング奨励賞の各賞が授与されました。
また、出題者からは「我々も見たことのない解法であり、ここまでの好成績は想定していなかった。驚異的だ。」と手放しの賛辞が送られました。
Citrus のメンバーからは、「工夫を重ねることでどんどんスコアが伸び、驚いたし楽しかった」との感想が寄せられました。

チームロゴ
大会主催者のコメントより
大阪大学 理事・副学長 尾上 孝雄
研究者・企業の方でもあまり使う経験のない、「富岳」を使ったコンテストだ。
今回の経験を活かして日本を引っ張る存在になってくれれば、コンテスト主催者としてこのうえない喜び。
東京工業大学 学長 益 一哉
今回のコンテストでの成功も失敗も、この先社会にはばたくときの糧としてほしい。
5年後・10年後の活躍を楽しみにしている。
理化学研究所計算科学研究センター センター長 松岡 聡
今回のコンテストで各チームが使用したのは1ノードだが、「富岳」は全系で約16万ノードにのぼる。
今後も精進して、「富岳」全系を使いこなす人材となり、数年後には世界的成果を出されることを期待したい。
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(2021年9月1日)