トップページ  >  イベント・広報  >  お知らせ一覧  >  大石俊 特別研究員が日本海洋学会奨励論文賞を受賞しました

データ同化研究チームの大石俊 特別研究員が日本海洋学会奨励論文賞新しいタブで開きますを受賞し、2020年11月28日の授賞式において表彰されました。
日本海洋学会奨励論文賞は、日本海洋学会が発行する国際誌Journal of Oceanographyに優れた論文を発表した30歳未満の若手研究者に対して与えられる賞です。

受賞テーマは、「Frontolysis by surface heat flux in the eastern Japan Sea: importance of mixed layer depth」です。
水温前線は移動性低気圧の発達に寄与するなど中緯度相互作用において重要な役割を果たします。大石俊 特別研究員は、日本海東部の水温前線の強化・緩和過程について海洋内部の物理過程に焦点を当てながら観測データを用いた定量的な解析を行いました。その結果、海洋表層の密度一様層「混合層」の厚さが水温前線を挟んで異なるため、水温前線の緩和過程に季節性が生じるという、これまで見逃されていた海洋内部の物理過程の重要性を見出されました。

写真:大石俊 特別研究員
日本海洋学会奨励論文賞を受賞した大石俊 特別研究員
大石俊 特別研究員のコメント

この度は名誉ある日本海洋学会奨励論文賞をいただき、大変光栄に存じます。ご指導いただいた先生方やお互いに刺激を与えながら歩んできた友人に心より感謝申し上げます。今後は開発中のアンサンブルカルマンフィルタを実装した海洋データ同化システムをさらに発展させ、このシステムから得られるデータセットを使用した解析を行うことで、大気海洋相互作用分野に資する研究を行いたいと考えております。

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(2020年12月1日)