トップページ イベント・広報 お知らせ一覧 「富岳」のプロトタイプがGreen500で世界1位を獲得しました!
スーパーコンピュータ「富岳」のプロトタイプが、スーパーコンピュータの消費電力性能を示すランキングであるGreen500 Listにおいて、世界1位を獲得しました。 参考:プレスリリース「スーパーコンピュータ「富岳」のプロトタイプがGreen500で世界1位を獲得~世界トップの消費電力性能を実証~」 Green500の最新のランキングは、アメリカ・デンバーで開催中のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に関する国際会議「SC19」において発表され、現地時間の11月19日(日本時間11月20日)に表彰式が行われました。 表彰式には、今回Green500にエントリーを行った富士通株式会社の新庄本部長、清水統括部長のほか、理化学研究所計算科学研究センターからは松岡センター長、石川プロジェクトリーダーが登壇し、賞状を受け取りました。
【松岡センター長コメント】 「富岳」ではCo-design(コデザイン)による開発で目標を大幅に超える世界最高の電力性能を誇る汎用Arm CPUの開発に成功しました。GPUマシンがランキングの上位を占める中で、汎用CPUマシンがこれらを上回るのは非常に画期的なことです。 この異次元の電力性能の汎用CPUは、新しいスタンダードになる事で革命的なHPCの成果創出にとどまらず、Society5.0を実現するAI(人工知能)やビッグデータなどの新しい技術への適用が見込まれます。
Green500 List SC19 富士通株式会社プレスリリース
(2019年11月20日)