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佐藤陽祐 客員研究員が日本気象学会の正野賞を受賞しました

正野賞を受賞した佐藤客員研究員の写真

正野賞を授与される佐藤客員研究員(写真提供:日本気象学会)

複合系気候科学研究チームの佐藤陽祐 客員研究員が正野賞を受賞し、2019年10月29日の日本気象学会秋季大会において表彰されました。

正野賞は、気象学及び気象技術に関し貴重な研究をなした若手研究者に対して与えられる賞です。

佐藤客員研究員は、雲を直接計算できる全球雲解像モデルNICAMによる全球14kmメッシュの数値実験によって、気候予測の最大の不確実性要因であるエアロゾル雲相互作用の再現に成功しました。近年の観測によりエアロゾルが増加した時、雲は減少することが明らかになってきましたが、従来の粗いメッシュの計算ではこの傾向を再現できませんでした。雲を直接計算するNICAMにより、エアロゾルが増加した時に雲が減少することの再現に世界で初めて成功したことが評価され、今回の受賞となりました。


佐藤客員研究員のコメント

この度名誉ある日本気象学会の賞をいただき誠にありがとうございます。

受賞理由に挙げていただきました論文は2011年に運用を開始した「京」を使った数値実験から得られた成果を投稿論文としてまとめたものです。
「京」を使う機会を与えていただき、研究をサポートしていただいた計算科学研究センターのみなさまに感謝申し上げます。

また「京」が運用を終了した2019年に受賞できたことは何かの縁を感じます。
今後もこの賞の名に恥じぬように精進していきます


関連情報

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