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Graph Golf 2019で中尾昌広研究員のチームが2年連続ダブル受賞

2年連続のダブル受賞を果たした中尾研究員の写真

アーキテクチャ開発チームの中尾昌広研究員と関西大学の花田良子准教授、修士2年の酒井真章さんが、国立情報学研究所が主催するGraph Golf 2019の格子グラフ部門において「Widest Improvement Award」と「Deepest Improvement Award」の2つを受賞し、11月26日に長崎県長崎市で開催された国際シンポジウムCANDAR '19で表彰されました。

Graph Golfは、未来のスーパーコンピュータのネットワークトポロジを提案する競技会です。その格子グラフ部門ではスーパーコンピュータで用いられるケーブルの長さなどの制約条件を満たす中で最適なトポロジを設計するというものです。Graph Golfで出題される問題は、計算規模と複雑性が非常に大きな問題ですが、複数の演算加速装置を用いた高速化を行うことで、短時間に高品質なグラフを設計できることに成功しました。

「Widest Improvement Award」は最良のトポロジを最も多く設計したチームに、「Deepest Improvement Award」は理論的な下界に最も近いトポロジを設計したチームに与えられます。前者はアルゴリズムの汎用性の高さを評価するのに対し、後者は問題に特化したアルゴリズムの性能の高さを評価します。Widest/Deepestをダブル受賞した今回のアルゴリズムは、汎用性と性能を兼ね備えた、非常に有用なアルゴリズムだと言えます。

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