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スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始に寄せて、みなさまからいただいた祝辞、応援メッセージをご紹介します。

祝辞

わが国が誇るスーパーコンピュータ「富岳」がいよいよ共用を開始した。期待は大きく慶賀に堪えない。
先人の知識を礎とする科学技術開発は、社会に多大な恩恵をもたらしてきた。今後は、未知を正しく予測することが人類全体に大きな生命力を与える。気候変動に端を発する環境・生態系破壊、地震・火山・津波災害、感染症パンデミック、エネルギー資源の枯渇などの社会的影響については、過去の事象と異なり証拠が不在。理性をもって脅威に立ち向かうには、ビッグデータの集積と汎用性ある高性能スーパーコンピュータの縦横な活用が不可欠である。「富岳」が科学、産業の発展のみならず、実証的根拠をもつ政策決定にも貢献することを願っている。
野依 良治(Ryoji Noyori)
理化学研究所 理研フェロー
(前理事長)
科学技術振興機構
研究開発戦略センター長
名古屋大学 特別教授

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始に際して、心からお祝い申し上げます。
「富岳」が立地する神戸医療産業都市は、370の企業・団体が集積する日本最大級のバイオクラスターであり、今春には「富岳」に近接して、当機構の新たな研究拠点となる「次世代医療開発センター」を開設いたします。
新型コロナウイルス治療薬の探索など、「富岳」は既に様々な研究に参画しておられます。
当機構におきましても、私共が開発した創薬アプリケーション「K4」の活用を図り、また産学官医連携を促進することで、今後も「富岳」への支援を続けてまいります。
今回の共用開始によって革新的な技術開発が加速することをご期待申し上げます。

本庶 佑 写真
本庶 佑(Tasuku Honjo)
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構
理事長

この度は、スーパーコンピュータ「富岳」の共用が開始されましたことに、心よりお喜び申し上げます。これまで開発にご尽力されてきた、理化学研究所をはじめとする関係者の皆様に深く敬意を表します。
「富岳」は世界最高水準の汎用性を持ち、iPS細胞を用いた個別化医療や創薬研究等、様々な分野の課題に活用されることが期待されます。また既に、高度なシミュレーション技術が新型コロナウイルス感染症対策の研究に活用され、感染予測などに関して大きな成果が上げられています。私も医学研究者として、未曽有のパンデミックの収束に向けた「富岳」の活躍を大変心強く感じております。
今後は、全国の研究者や産業界の方々に広く利用され、世界最先端の研究成果が創出されること、そして、次世代を担う人材の育成に活用されることを大いに期待しております。

山中 伸弥 写真
山中 伸弥(Shinya Yamanaka)
京都大学iPS細胞研究所
所長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、おめでとうございます。コンピュータやインターネットなどの情報技術が浸透した社会は、デジタルトランスフォーメーションが加速され、膨大なデータの集積、分析、そしてその結果の評価において計算能力の高いスパコンが必須です。
地球生命圏は強靭ではなく、地球資源も有限です。気候変動に誘発される自然災害の増加や新型コロナウィルスのパンデミック感染、そして、分断・孤立・格差社会による都市構造や人間社会の脆弱化など、現代の社会課題は単一ではなく複合的で、人類全体が協力して解決すべき課題が多々あります。持続可能な社会の構築に日本が誇る「富岳」が貢献することを信じてやみません。

向井千秋 写真
向井 千秋(Chiaki Mukai)
東京理科大学特任副学長
宇宙飛行士
医師、医学博士

「やはり世界一」
僕もスーパーコンピュータは、色々と使わせてもらった。ただし、小説の中で。
『M8』『TSUNAMI』では「地球シミュレーター」。『首都崩壊』では、「京」を使っている。神戸の計算科学研究機構も出てくる。いずれも東京直下型地震、南海トラフ地震のシミュレーションのためだ。その計算結果は有効に使われ、多くの人の命を救い、被害を最小に止める役割を果たす。
さて、「富岳」は、何に登場させようか。やはり、「地球温暖化」のシミュレーションで、地球を救うか。それとも、宇宙の真理を探るか、ワクチン開発に新しい道を開くか。ワクワクします。世界を変える研究を、世界を魅了し、驚かせる研究を期待します。

高嶋 哲夫 写真
高嶋 哲夫(Tetsuo Takashima)
作家

関係省庁からのメッセージ

この度は、スーパーコンピュータ「富岳」が共用開始を迎えられたこと、誠に喜ばしくお祝い申し上げます。 気象庁が計算機による気象予測、すなわち数値予報の業務を開始して60年以上が経過しました。この間、コンピュータの性能向上とともに数値予報技術は飛躍的に向上し、現代の天気予報では数値予報は欠かせない存在となりました。
令和2年7月豪雨等の自然災害に見られるように、線状降水帯等の予測精度向上が喫緊の課題となっているなど、気象の分野では、引き続き技術開発が欠かせません。そのような技術開発には、「富岳」のような高い能力を持つスーパーコンピュータが大きな力を発揮します。高い技術で、災害から国民のみなさんの命を守るため、ぜひ連携して取り組ませていただきたいと考えております。
今後、「富岳」がその性能を最大限に発揮され、気象・気候予測を含む様々な分野で数多くの成果が創出されることを、心よりお祈りしております。

長谷川 直之 写真
長谷川 直之(Naoyuki Hasegawa)
気象庁長官

コロナ禍における飛沫シミュレーション等により、既に国民生活に寄与している「富岳」が、予定を早めて本格共用されることを喜ばしく思います。
社会全体のデジタル化や世界的なオープンサイエンスの潮流を捉えたデータ駆動型研究の拡大など、研究活動のデジタル・トランスフォーメーションの流れが加速する中、我が国の高度な情報処理技術を推進するデジタル研究基盤として「富岳」は重要な役割が期待されています。
多くの研究者や民間企業に、質が高く、使い勝手の良い計算資源が提供されることとなります。これまで成果を挙げてきた新型コロナウイルス感染症等の研究に加え、様々な研究等がさらに進展することにより、我が国が直面する社会課題解決やSociety5.0の実現に繋がるイノベーションの創出が加速されることを期待しております。

柳 孝 写真

柳 孝(Takashi Yanagi)
内閣府
政策統括官
(科学技術・イノベーション担当)

スーパーコンピュータ「富岳」の全面的な共用開始を、心からお慶び申し上げます。また、開発を担当した理化学研究所、富士通株式会社をはじめとする関係者の皆様のご尽力に感謝いたします。
世界最高の計算性能と、省エネ性能を両立する半導体を搭載している「富岳」は、既に新型コロナウイルス対策にも活用されるなどその研究成果が国民生活に反映されておりますが、今後、共用開始によって、創薬やマテリアルズインフォマティクス、次世代自動車の設計などさらに幅広い産業分野において活用され、成果が広く社会に波及することを期待しています。
経済産業省でも、産業技術総合研究所にAIの計算に最適化した計算資源「ABCI」を整備・強化しており、HPCIの枠組み等を通じて「富岳」との連携を深めてまいります。

山下 隆一、平井 裕秀 写真
山下 隆一(Ryuichi Yamashita)
経済産業省
産業技術環境局長
平井 裕秀(Hirohide Hirai)
経済産業省
商務情報政策局長

(五十音順)


関係企業からのメッセージ

この度はスーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、誠におめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルスの飛沫シミュレーションや治療薬候補の検索などで「富岳」の活用が進み、大きな話題となりました。弊社もその研究成果の一部を活用させていただき、新型コロナウイルス感染拡大防止に寄与する取り組みを、協働で推進しております。この度の共用開始により、Society5.0の時代に強く求められる、「富岳」による科学的知見を基にした様々な取り組みが、今まで以上に多くの企業で推進されることに期待しております。
「富岳」のさらなる進歩と、関係者皆様の今後ますますの御活躍を祈念致します。

新井 誠(Makoto Arai)
凸版印刷株式会社
取締役専務執行役員
情報コミュニケーション事業本部長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始おめでとうございます。今、私たちは新型コロナウイルスという見えない敵と戦っています。そして、この見えない敵に対しては、過大でも過小でもなく、正しく理解しなければならない。そのために今こそ「富岳」が求められているのだと思います。
「世界に誇る日本の外食文化を守りたい」。昨年、当社の思いに賛同いただき理化学研究所様、凸版印刷株式会社様と「飲食用フェイスシールド」を開発できたのは「富岳」による科学的検証があったからです。今後「富岳」がより多くの場面で活躍し、Society5.0の実現により、日本から世界に向けた社会課題解決を発信できることを祈念しています。

新浪 剛史 写真
新浪 剛史(Tak Niinami)
サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長

Fugaku, the world's fastest supercomputer, represents nearly a decade of collaboration between Arm, Fujitsu, and RIKEN, which was critical in the development of Arm Scalable Vector Extensions (SVE), Fugaku has made a significant impact on COVID-19 research, and now this leading technology will be available to the wider HPC community to tackle even more of society's most critical challenges.

クリス・バーギー 写真
クリス・バーギー(Chris Bergey)
GM and SVP, Infrastructure Line of Business, Arm
インフラストラクチャ事業部門
シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー

「富岳」共用開始おめでとうございます。計画より早く対応いただいた関係者の皆様のご努力に感謝します。世界一のコンピュータを活用させていただけることに感謝し、自動車産業だけではなく、産応協と協力し、産業界の活用促進に取り組んでまいります。

松原 大 写真
松原 大(Dai Matsubara)
一般社団法人 日本自動車工業会
総合政策委員会 ICT部会
デジタルエンジニアリング分科会 CAEタスク
リーダー

(五十音順)


関係機関等からのメッセージ

「京」から「富岳」へHPCIリーディングマシンがアップデートを迎えます。この間、大学の計算機センター群の計算資源で構成される、いわゆる第2階層資源が日本の計算科学技術の継続的な発展に貢献してきました。「富岳」では、従来の物理化学などのシミュレーションの高性能計算に加えて、最近注目されるデータサイエンス研究にも期待が高まっています。「富岳」の時代は性能だけでなく、利便性の高い利用環境や運用サービスについても「京」をインクリメントし、日本の計算科学の水準を引き上げ、多様な学術領域の挑戦に資することに期待します。

小野 謙二 写真
小野 謙二(Kenji Ono)
HPCI連携サービス委員会 委員長
九州大学情報基盤研究開発センター
センター長

「富岳」の共用開始おめでとうございます。データ駆動型社会への歴史的転換にあたって、「富岳」の役割には極めて大きなものがあります。今後はシミュレーションを中心とする計算科学だけでなくデータサイエンスにおいても威力を発揮することが期待されます。また「富岳」にはその名の通り、最先端の高みを極めるだけでなく適用分野の裾野を広げることも重要な課題で、それが実現した時に新たな人類社会への道が拓けると考えています。

北川 源四郎 写真
北川 源四郎(Genshiro Kitagawa)
選定委員会 委員長
東京大学 数理・情報教育研究センター
特任教授

世界トップの「富岳」の本格稼働が始まることに、産業界としても大きな期待を寄せています。今ではスーパーコンピュータは、科学技術の発展や革新的なものづくりを通して、産業の国際競争力を強化するうえで、必要不可欠な基盤システムといえます。産業界としても、「富岳」が実現する圧倒的なコンピューティング環境を有効に利用して、我が国産業の国際競争力の強化のみならず様々な社会課題の解決に繋がるものと期待しています。

中谷 浩 写真
中谷 浩(Hiroshi Nakatani)
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会
運営委員長

スーパーコンピュータ「富岳」が共用開始を迎えること、心よりお慶び申し上げます。
世界最高性能を有し、汎用性の高い「富岳」は、コンピュータサイエンスはもとより、あらゆる学問分野の発展を支える基盤であり、その共用開始は、我が国の科学の歴史の中で大きな節目となるものです。
科学技術・学術審議会情報委員会において、コロナ新時代に向けた今後の情報科学技術の振興方策等について鋭意議論を行ってまいりましたが、その中でも「富岳」は我が国のコンピュータ資源の中核として大きな期待が寄せられました。
研究者の皆様が、「富岳」の力を十二分に引き出して世界を先導する研究成果を生み出し、世界の科学の発展や社会課題の解決に多大なる貢献をなされることを大いに期待いたしております。

西尾 章治郎 写真
西尾 章治郎(Shojiro Nishio)
大阪大学総長
文部科学省科学技術・学術審議会情報委員会 前主査

ナショナル・フラグシップ・スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、まことにおめでとうございます。HPCIのスーパーコンピュータ群に久々に主役が戻ってきたという思いです。圧倒的な計算力とデータ処理能力により、日本そして世界の計算科学・計算工学・データ科学・Society5.0等の研究に活用されることを信じます。HPCIコンソーシアムとしても全力でサポートして参りますのでよろしくお願い致します。

朴 泰祐 写真
朴 泰祐(Taisuke Boku)
一般社団法人HPCIコンソーシアム
理事長

「富岳」の共用開始につきまして、心よりお祝い申し上げます。
「富岳」は、世界のスーパーコンピュータの中でもっとも高性能なものであり、様々な先端的な技術が集約されたものとなっております。「富岳」はスーパーコンピュータの先達として、世界各国の今後のスーパーコンピュータの設計と構築に大きな貢献を果たしていくことと思います。
また、「富岳」は、様々なシミュレーションや人工知能分野等、スーパーコンピュータを適用分野にさらなる貢献が期待されます。加えて、その世界一の性能は、これまでスーパーコンピュータが使われなかった分野においても新たな成果を生み出し、そのフロンティアを広げていくことと信じています。

益 一哉 写真
益 一哉(Kazuya Masu)
東京工業大学
学長

当初予定を早めての「富岳」共用開始を迎えられたことは、文部科学省や理化学研究所をはじめ、関係機関の努力の賜物であり、喜ばしく思います。
世界最高性能を達成した富岳を駆使した科学的課題の探求・解明はもとより、応用分野の拡大を通して、産業利用促進の牽引役となることを期待します。スパコン産業利用におけるパートナーとして、FOCUSからも、全面的に協力してまいります。

安井 宏 写真
安井 宏(Hiroshi Yasui)
計算科学振興財団(FOCUS)
専務理事

現代の科学技術・学術研究は、実験や観測から得られる膨大なデータからデータ科学的な手法で導かれる理論や計算モデルとそれに基づくシミュレーションなどの計算科学的手法の融合により、新しい発展の段階を迎えています。
我が国では、大学や研究機関の高性能計算機や大規模データベースをネットワークで結んだ学術情報基盤を整備してきました。
このたび、世界最高性能の「富岳」が本格稼働を始め、中核的な計算資源としてこの学術情報基盤に加わることで、様々な科学技術・学術分野において飛躍的な展開が期待されます。
SDG’sのような社会的課題の解決とSociety 5.0社会の実現のためにも、「富岳」を中心とする学術情報基盤の活用とますますの充実に期待します。

安浦 寛人 写真
安浦 寛人(Hiroto Yasuura)
文部科学省HPCI計画推進委員会
前主査
文部科学省科学技術・学術審議会情報委員会次世代計算基盤検討部会
主査
九州大学名誉教授

(五十音順)


HPCI 構成機関からのメッセージ

「富岳」共用開始にあたりお祝い申し上げます。 新たなフラッグシップマシンが共用に供されることで、我が国の計算科学及び計算機科学の成果創出がますます図られることに期待します。
HPCI構成機関である国立研究開発法人海洋研究開発機構としても、構成各機関と引き続き連携し、広い利用に応えられるよう役割を果たしてまいります。

石川 洋一 写真
石川 洋一(Yoichi Ishikawa)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
付加価値情報創生部門 地球情報基盤センター
センター長

我が国のフラグシップスパコン「富岳」の運用開始を心よりお祝い申し上げます。
設計から仕様策定及び調達等に関わられた関係者の皆様の献身的なご貢献に、心より敬意を表します。コロナ禍の影響で暗い話題の多かったこの一年ですが、この度の「富岳」運用開始を契機に、世界一の性能と言う明るい話題で日本を元気にするとともに,国民の大きな期待に応え、様々な分野で世界をリードする成果の創出を強くドライブすることを期待いたします。

伊東 利哉 写真
伊東 利哉(Toshiya Itoh)
東京工業大学
学術国際情報センター
センター長

「富岳」の共用開始、おめでとうございます。
多くのみなさんの努力によってこぎ着けたこの日だと思います。
15万を超えるノード数はまさにけた違いであり、それらのノード間を結ぶネットワーク技術も世界に誇るべきものです。
不可能だった計算が可能になるのは素晴らしいことです。
研究者のみなさんには、「富岳」の長所を生かした研究計画、計算計画の立案を期待しています。
「富岳」がこの先、私たちの世界を豊かにしてくれることを祈念いたします。

上野 玄太 写真
上野 玄太(Genta Ueno)
情報・システム研究機構
統計数理研究所
統計科学技術センター
センター長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始を心よりお祝い申し上げます。私どもを含む全国の大学や研究機関の計算機システムやストレージを超高速ネットワークで結んでHPCリソースを提供する革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の中核が、「京」から「富岳」へと飛躍的な進化を遂げたことで、より高い頂上を目指すユーザの期待に応えられるようになったと同時に、利用の裾野を一層広げることにつながることを確信いたします。

岡部 寿男 写真
岡部 寿男(Yasuo Okabe)
京都大学
学術情報メディアセンター
センター長・教授

Society 5.0実現への貢献を期待します。
サイバー空間とフィジカル空間の高度な融合には、シミュレーションやAIなど最先端アプリケーションの活用が不可欠です。世界最先端のハードウェアとソフトウェアを備えた「富岳」のサービス共用開始により、社会課題解決する革新的なアプリケーションと研究成果がうまれることを期待しております。
昨年の国際学会SC20では、産総研が運用するスーパーコンピュータシステム「AI橋渡しクラウド基盤」と「富岳」が大規模機械学習処理のベンチマークであるMLPerf HPCで最高レベルの性能を達成し上位を独占しました。「富岳」の正式サービスが開始されることでますます素晴らしい成果を上げられますことを信じております。

岸本 光弘 写真
岸本 光弘(Hiro Kishimoto)
国立研究開発法人産業技術総合研究所
デジタルアーキテクチャ推進センター
センター長

我が国のフラッグシップスーパーコンピュータとなる「富岳」の共用が開始されますことを心よりお慶び申し上げますとともに、開発・ 整備に携われた方々の並々ならぬご努力に心から敬意を表します。 「富岳」が、斬新なソフトウエアにより800万個のCPUコアのパワーを全開にすることにより、新しいサイエンスを創り出すことを祈念申し上げます。
国立情報学研究所は、超広帯域ネットワークや研究データ基盤を提供し、「富岳」を支援致したく存じます。

喜連川 優 写真
喜連川 優(Masaru Kitsuregawa)
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構
国立情報学研究所
所長

この度のスーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、我が国のHPCIを構成する基盤センター群の一員として、心よりお慶び申しあげます。コロナ禍を経て変容していくこれからの社会において、スーパーコンピュータを中核とした科学技術計算基盤のニーズはますます高まっており、「富岳」は、感染症等のシミュレーションをはじめ、防災・減災、またSociety 5.0 を支えるデータ高度処理の社会基盤として、これからもHPCIの連携を深めるとともに、大いに活用されることを期待しております。今後ますますの我が国の高性能計算機技術の発展と画期的な研究成果創出をお祈り申しあげますとともに、関係者の皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

下條 真司 写真
下條 真司(Shinji Shimojo)
大阪大学
サイバーメディアセンター
センター長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用利用開始を迎えられますことを、心よりお喜び申し上げます。本日に至るまでの関係者の皆様方のご尽力に敬意を表すとともに、深く感謝いたします。日本の、そして世界のフラグシップ・スーパーコンピュータとして、さまざまな問題解決にブレークスルーをもたらす画期的な成果を、大いに期待したいと思います。今後ますますのご躍進を心よりお祈り致します。

菅沼 拓夫 写真
菅沼 拓夫(Takuo Suganuma)
東北大学
サイバーサイエンスセンター
センター長

「富岳」スーパーコンピュータの共用開始に際しお喜び申し上げます。日本のスーパーコンピュータ開発能力が世界トップレベルであることが証明されたことを嬉しく思うと共に、これを利用する様々な研究分野における研究が飛躍的に発展することを期待します。奇しくも同名となっております、理化学研究所と筑波大学の両「計算科学研究センター」が、これまで以上に連携を強め、高性能計算に関する研究をリードしていくことを願います。

朴 泰祐 写真
朴 泰祐(Taisuke Boku)
国立大学法人筑波大学
計算科学研究センター
センター長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始にあたり、心よりお祝い申し上げます。関係されるすべての皆様のこれまでのご尽力に対し深く敬意を表するとともに、今後益々の発展を祈念いたします。北海道大学情報基盤センターにおいては「ハイパフォーマンスインタークラウド」のコンセプトのもと、スーパーコンピュータとインタークラウドシステム(広域分散クラウドシステム)から構成される学際大規模計算機システムを整備してまいりましたが、「富岳」との連携を通して、全国の研究者を支援する学術インタークラウド基盤のさらなる拡充に向け協力して参ります。

棟朝 雅晴 写真
棟朝 雅晴(Masaharu Munetomo)
北海道大学
情報基盤センター
センター長

スーパーコンピュータ「富岳」の本格運用開始をお祝い申し上げます。スーパーコンピュータがもたらす超高速超並列な計算環境は、我が国の研究開発の核となるものです。私たちの生活がデジタル化している現在において、研究開発もデジタル化がさらに加速しています。様々なシミュ―ションやAI開発など、スーパーコンピュータが果たす役割はますます大きくなり、またそれは様々な分野の研究者にとって身近なものとなりつつあります。研究開発を計算環境の側面から支える「富岳」の本格運用が始まったことをお喜び申し上げるとともに、我が国のHPCの一翼を担う名古屋大学情報基盤センターとしても、「富岳」と共に研究開発を進めることができることを大変に楽しみにしております。

森 健策 写真
森 健策(Kensaku Mori)
国立大学法人 東海国立大学機構 名古屋大学
情報基盤センター
情報基盤センター長

(五十音順)


成果創出加速プログラムからのメッセージ

「富岳」が多くの方のご尽力により、共用開始になりましたこと、深く感謝申し上げますとともに、心よりお慶び申し上げます。「京」に引き続き、「富岳」が日本の学術研究、とりわけ世界の計算科学を牽引していくことを信じてやみません。私たちも成果創出加速プログラムの一翼として、基礎科学の立場から「富岳」を最大限活用して、世界の計算物質科学、物理学の発展に寄与できるよう邁進してまいります。

今田 正俊 写真
今田 正俊(Masatoshi Imada)
早稲田大学、豊田理化学研究所
研究院教授、フェロー

「富岳」共用開始にあたり、心よりお祝い申し上げます。
我々は、「富岳」を用いた分子動力学計算による創薬・医療応用に取り組んでおり、すでに新型コロナウイルスの治療薬探索において「富岳」の強力な創薬ポテンシャルを実感したところです。今後、多くの方々に「富岳」が利用されることで、創薬・医療に革新をもたらすものと期待しております。

奥野 恭史 写真
奥野 恭史(Yasushi Okuno)
京都大学
大学院医学研究科
教授

スーパーコンピュ―タ「富岳」の共用開始、誠におめでとうございます。「富岳」成果創出加速プログラムを遂行している私どもとしましても、大きな喜びでございます。「京」に引き続き、「富岳」でもTOP1の性能を示したことは、「失われた10年」の後にも、日本の技術力はまだまだ生きていることの証左かと思います。富士通(株)を初め、それぞれの場所で真摯に研究開発を続けられてきた皆さま、とくに若い世代の方々に、心よりの敬意を表します。スパコンは、研究開発活動を支えるインフラであると同時に、それ自身がその時点での人類の技術のひとつの到達点です。若い世代がその到達点に向けて、生き生きと活躍なさることを祈念します。

押山 淳 写真
押山 淳(Atsushi Oshiyama)
名古屋大学
未来材料・システム研究所
特任教授

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、おめでとうございます。共用開始にご尽力された、文部科学省をはじめ、理化学研究所、(一財)高度情報科学技術研究機構等の関係の方にお祝いをお伝えします。これにより、「富岳」の利用がますます盛んになることをお祈りしています。
「富岳」の共用は、HPC技術のさらなる発展だけでなく、その普及の観点からも非常に有意義です。我々は、「富岳」成果創出加速プログラム等において、ものづくりの在り方を抜本的に変革できるアプリケーションの実証研究を進め、得られた成果の社会実装を目指しています。この活動がHPC利用の裾野の拡大に貢献できるよう、これからも関係機関と協力してまいります。

加藤 千幸 写真
加藤 千幸(Chisachi Kato)
東京大学生産技術研究所
革新的シミュレーション研究センター
センター長・教授

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始、心よりお慶び申し上げます。フラッグシップ計算機は、幅広い基礎・応用研究や産業競争力の起爆剤となることは間違いなく、私たちも既にその飛躍的な効果を実感してきています。航空機開発では、1970年代からのCFDの基礎・応用研究とスパコンの登場が、航空機空力設計における風洞試験への依存度を激減させるというイノベーションを起こしました。今回「富岳」の登場により、私たちが進めている高忠実な圧縮性Large-eddy simulationの基礎・応用研究が次世代の空力設計技術として、次は航空機実機フライト試験への依存度を激減させる第二のイノベーションとなりうることを実証できるフェーズに来ていると、私たちも期待が膨らむばかりです。

河合 宗司 写真
河合 宗司(Soshi Kawai)
東北大学
大学院工学研究科
教授

スーパーコンピュータ「富岳」の3月9日からの共用利用の開始について、おめでとうございます。今年度より東京大学大気海洋研究所を中心に「富岳」成果創出加速プログラム「 防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測」課題を推進しています。ご存知のように「富岳」は世界最高性能を誇り、他の国から追随できないような数値シミュレーションが可能な状況がしばらく続くと思われます。我々の課題においても、「富岳」の性能を最大限に活用し、高解像度の大規模アンサンブルの気象・大気環境予測シミュレーションにより、次世代の防災・減災に資する研究を世界に先駆けて推進していきます。


佐藤 正樹 写真
佐藤 正樹(Masaki Satoh)
東京大学
大気海洋研究所
教授

「富岳」の共用利用の開始おめでとうございます。また、「富岳」の開発という困難な仕事を成功させた理研と富士通に心より感謝いたします。私たちの成果創出加速プログラムでは、細胞内のタンパク質などの分子の構造・ダイナミクス・機能の関係を理解するために必要な大規模計算を行います。新型コロナウイルスの対策においても、そのスパイクタンパク質の変異による構造変化を予測することでワクチンの効き方を検討することができます。このように基礎生命科学および医学・薬学にも強いインパクトを与えるような研究を「富岳」の演算能力を最大限に利用することで行いたいと思います。

杉田 有治 写真
杉田 有治(Yuji Sugita)
理化学研究所
生命機能科学研究センター・計算科学研究センター
チームリーダー

スーパーコンピュータ「富岳」の共用開始おめでとうございます。世界第1位獲得をはじめとする関係各位のこれまでのご努力に心から敬意を表します。
我々「富岳電池課題」では、この「富岳」に即した物質・材料の計算・データ科学アプローチを発展させ、カーボンニュートラル実現に不可欠な電化・水素化のキーテクノロジーである二次電池・燃料電池の開発に貢献していく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

館山 佳尚 写真
館山 佳尚(Yoshitaka Tateyama)
物質・材料研究機構
エネルギー・環境材料研究拠点
グループリーダー

目に見える物質よりも十数桁も小さなスケールの素粒子から、何億光年も離れた宇宙の彼方で生成されるブラックホールまで、人類の視野を新たな次元に広げることのできる夢のツール、それがスーパーコンピュータです。その開発に世界がしのぎを削るなか、世界を大きくリードする性能をもつ「顕微鏡兼望遠鏡」を開発するプロジェクトを完成に導いた、関係の皆さまの熱意と確かな技術に深い尊敬の念を覚えます。「富岳」からどんな新しい発見が飛び出すか、「成果創出」を担当する我々も、わくわくしながら取り組んでまいります。

橋本 省二 写真
橋本 省二(Shoji Hashimoto)
高エネルギー加速器研究機構
素粒子原子核研究所
理論センター長

1960年代からの目覚ましいコンピュータの発展と相まって有限要素法を始めとする数値解析に関する学術は長足の進歩をとげ、今日までの産業の高度化に貢献したことは周知の通りです。では「富岳」によりコンピュータの性能が飛躍的に発展することで学問はどのように進化し、社会にどう貢献できるのでしょうか。コンピュータの黎明期とは異なる新たな発想が私達研究者には求められていると思います。個々の学術の深化と共に、分野を横断する英知を結集することが予想を超えた成果を創出する鍵になるのではないかと私は考えています。「富岳」が学融合の架け橋となることを期待しています。

久田 俊明 写真
久田 俊明(Toshiaki Hisada)
株式会社UT-Heart研究所
代表取締役会長

スーパーコンピュータ「富岳」の共用利用の開始おめでとうございます。2021年3月9日という早いタイミングで共用開始を実現されたことについて、富士通や理研R-CCSをはじめ、関係者のご尽力に心からの敬意を表するとともに、我々研究者が「富岳」を広く共用できる機会を頂いたことに感謝申し上げます。代表をさせて頂いている「富岳」成果創出加速プログラムの地震課題では、「富岳」の能力を最大限に活かして、国の長周期地震動や津波の評価のDX化を進め、企業等が活用しやすい仕組みを構築することで、Society5.0社会の実現に貢献していく所存です。

堀 高峰 写真
堀 高峰(Takane Hori)
国立研究開発法人海洋研究開発機構
海域地震火山部門・地震津波予測研究開発センター
センター長

「富岳」の共用開始、おめでとうございます。「富岳」成果創出加速プログラム「宇宙の構造形成と進化から惑星表層環境変動までの統一的描像の構築」を代表してお祝い申し上げます。本課題参加者一同、「富岳」を活用して分野を刷新する成果をあげるべく、今後とも努力してまいります。代表個人としては、「富岳」開発にもかかわってきており、感慨深いものがあります。石川様をはじめ、関係者の皆様、お疲れさまでした。

牧野 淳一郎 写真
牧野 淳一郎(Junichiro Makino)
国立大学法人神戸大学
大学院理学研究科附属惑星科学研究センター
センター長・教授

「富岳」の共用開始をお慶び申し上げます。我々も「富岳」成果創出加速プログラムにて「環境適合型機能性化学品」課題を遂行しており、これまでは困難であったポリマー複合系の全原子解析を進めることで、化学産業で中核をなすポリマー材料の環境適合化を目指しています。スピードと使いやすさを兼ね備えた世界No.1スパコンのプロジェクトに参画できることを嬉しく思うとともに、多岐に渡る計算科学の成果を大いに期待しています。

松林 伸幸 写真
松林 伸幸(Nobuyuki Matubayasi)
大阪大学
基礎工学研究科
教授

計算物質科学が対象とする精度やサイズは年々向上・拡大していますが、「富岳」では、これに加えて、従来考えられなかった規模のパラメータアンサンブルが可能になると期待されます。組成や構造を変えた広大なマテリアル空間を扱うことにより、材料開発の加速と物質科学の深化が実現することを楽しみにしています。

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三宅 隆(Takashi Miyake)
産業技術総合研究所
機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター
研究チーム長

「富岳」共用開始おめでとうございます!1000億個のニューロンと150兆個のシナプスからなるヒトの脳のミステリを解き明かすためのツールとして、またヒトの知性や創造性を備えた汎用人工知能(AGI)を生み出すためのプラットフォームとして、ご活躍されることを心から願っております。「脳」を研究することは、「人とは何か」という人類の根源的な問いに真っ正面から挑むことに他なりません。「富岳」がその手助けをしてくれることを楽しみにしています。

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山﨑 匡(Tadashi Yamazaki)
電気通信大学
大学院 情報理工学研究科
情報・ネットワーク工学専攻
准教授

待ちに待ったスーパーコンピュータ「富岳」が共用開始されますこと、大変うれしく思います。すでに様々なアプリケーション群が、特筆すべき成果を上げはじめていますが、私たちが「富岳」向けに研究開発を進めてきた「クリーンエネルギーシステムのスーパーシミュレーション」についても、資源小国の我が国にとって、カーボンニュートラルを実現し、同時にSociety5.0を支えるエネルギーシステムの実現に向けて果たす役割は計り知れません。日本が培ってきたものづくり技術と「富岳」に先導されるスーパーシミュレーションの密接な連携活用こそが、持未来社会を切り拓く基盤です。

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吉村 忍(Shinobu Yoshimura)
東京大学
副学長、大学院工学系研究科教授

「富岳」の開発成功ならびに共用開始、誠におめでとうございます。幅広いアプリケーションを高い性能で実行できる「富岳」という新たなマイルストーンが計算科学の歴史に刻まれたことは、ユーザーとしても大変喜ばしく存じます。「富岳」の活用により、我が国の計算科学が、その高みと裾野の広がりを両立しつつ、さらなる発展を遂げることを祈念するとともに、私たちも、核燃焼プラズマ閉じ込め物理の解明に向け、プロジェクトのより一層の推進をはかります。

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渡邉 智彦(Tomo-Hiko Watanabe)
名古屋大学
大学院理学研究科
教授

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