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この課題について

COVID-19においては、感染者に重症化する者と軽症または無症状で済む者の2パターンが存在し、重症化した場合に高い死亡リスクを伴います。重症化因子の特定ができれば、事前の遺伝子検査によってリスクの低い人々に対する経済活動の規制緩和や、高リスク因子を持つ感染者への治療方針決定に資することができます。

本課題では、COVID-19 の重症化例および軽症/無症状感染例について、全ゲノムシーケンスを用いた解析を実施し、スパコンシミュレーションによる重症化リスク関連遺伝子変異を同定します。

重症化リスク関連遺伝子解析の概念図

参考資料