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計算生命科学の基礎10(2023)
計算生命科学の基礎10 天然変性領域を標的とした論理的創薬
計算生命科学の基礎10 天然変性領域を標的とした論理的創薬
ゲノム解読が進展するにつれ、ヒトゲノムや多くの病原体(細菌・ウイルス)の中から、コンパクトな立体構造を持たないアミノ酸配列をコードした遺伝子・領域が多数発見された。天然変性領域(intrinsically disordered region:IDR)と呼ばれるそれは、しかし、アミロイド形成や細胞内液液相分離と関わりが深く、創薬標的としても注目を集めつつある。本講義ではIDR解析に強みがある溶液NMR法の基礎も含め、「鍵と鍵穴」スキームから外れた標的に対する論理的創薬の可能性について概観する。
講師プロフィール

- 名前
- 廣明 秀一
- 所属
- 名古屋大学大学院創薬科学研究科 構造分子薬理学分野 教授
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(2023年10月25日)