トップページ    計算科学研究センターとは    人材育成    計算科学eラーニング    生命科学    計算生命科学の基礎    計算生命科学の基礎9(2022)    計算生命科学の基礎9 Webを用いた生体高分子の立体構造モデリング

生体高分子の立体構造のモデリング法(予測法)は、既存の立体構造を陽に用いる鋳型ベースの方法と、鋳型を用いないデノボ法の二つのアプローチがある。本講義では、比較的少ない計算量で予測できる鋳型ベースのモデリング法を中心に解説する。鋳型ベースのアプローチは、鎖一本の単量体だけではなく、他の分子が結合した複合体の立体構造(タンパク質複合体、化合物・タンパク質複合体)のモデリングにも簡単に拡張でき、その有用性はAlphaFold2以後も変わっていない。本講義では、鋳型ベースのモデリング用のサーバHOMCOSを中心に紹介したあと、AlphaFold2による予測モデルを集めたAlphaFoldDBの活用法についても説明したい。

講師プロフィール

名前
川端 猛
所属
東北大学大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻 特任准教授

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(2022年10月26日)