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【成果創出加速プログラム】東北大学・JR東海 航空機空力シミュレーション技術で挑む次世代新幹線(超電導リニア)の空力性能向上 「富岳」を活用した実車両走行シミュレーション
【成果創出加速プログラム】東北大学・JR東海 航空機空力シミュレーション技術で挑む次世代新幹線(超電導リニア)の空力性能向上 「富岳」を活用した実車両走行シミュレーション
東北大学大学院工学研究科の河合宗司教授の研究チームは、スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム「航空機デジタルフライトが拓く機体開発DXに向けた実証研究」において、次世代の流体解析ソルバーFFVHC-ACEの開発を進めています。このソルバーは、独自の研究成果を基盤とし、これまで難しかった複雑な形状周りの高速・高レイノルズ数流れを高精度に解析する能力を持ち、「富岳」上で活用することで、世界で初めて、実際の航空機フライト試験を大規模シミュレーションで再現することにも成功しています。
東北大学は、この技術を活用し、東海旅客鉄道株式会社との共同研究を開始します。航空機と超電導リニアに共通する要素である、高速・高レイノルズ数流れに着目し、次世代の航空機空力シミュレーション技術を超電導リニアに先導的に展開します。これにより、複雑な形状を含む車両編成全体の解析が可能となり、空力特性をより精緻に把握することで、走行抵抗の低減や環境適合性能の向上などにつなげていきます。。
詳細は下記リンクよりご覧ください。
- この研究は、「富岳」成果創出加速プログラム「航空機フライト試験を代替する近未来型設計技術の先導的実証研究
」「航空機デジタルフライトが拓く機体開発DXに向けた実証研究
」の一環として行われました。
(2025年6月26日)