ヴィルクネンEC副委員長がR-CCSを視察 －日本と欧州、未来志向の連携を加速－

2025年5月13日午後、ヴィルクネン欧州委員会（European Commission：EC） 執行副委員長ご一行が、理化学研究所計算科学研究センター（R-CCS）（神戸）を訪問されました。
稼働中のスーパーコンピュータ「富岳」を見学したのちに、意見交換を行いました。松岡センター長から、「富岳NEXT」^[1]やAI for Science、JHPC-Quantumプロジェクト^[2]など将来のHPC-AI-量子のプラットフォームの実現に向けた最先端の取組とともに、HANAMIプロジェクト^[3]をはじめとする欧州の研究機関やスパコンセンター等との協力の現状について紹介しました。　
そして、ヴィルクネン副委員長からは、欧州でAIファクトリー、量子コンピュータなど、AIやスーパーコンピューティングに関するデジタルイノベーション活動が活発化している状況と、これまでの協力関係を基盤として日-EU間の将来志向の取組が進むことへの期待が示されました。