6 「富岳」の利用拡大等に向けた取り組み

6-8 広報活動(R-CCS+RIST)

一般の方に加えて、「富岳」の将来の利用者(企業・産業界関係者、青少年等)、「富岳」に興味を持つ潜在的利用者から「富岳」の利用に関心を持つ研究者・技術者等、マスメディア、国・地方自治体関係者等の理解を得るため、R-CCSとRISTは連携して広報活動を行っている。2023年度に行った広報活動の概要は、以下のとおりである。

6-8-1 マスメディアを通じた情報発信

R-CCSは、「富岳」を利用した研究成果について、論文等の学術発表と並行して一般向けに情報発信を強化している。その一環として、マスメディアの活用を念頭に記者を通じての情報発信を目的として、必要に応じてプレスリリース等を行っている。

2023年度のプレスリリースの発信は20件。また、研究成果の発表などに関連する主な受賞は14件だった。

図1 「京」、「富岳」による成果が第6回日本オープンイノベーション大賞文部科学大臣賞を受賞(表彰式において 中央が粒子系生物物理研究チーム杉田有治チームリーダー)
参考 受賞実績

新聞・雑誌・テレビ等への掲載数は450件(次世代計算基盤関連報道を含む)であった(表1)。

表1 メディア掲載件数
新聞・雑誌 ネット TV・ラジオ
4月 9 7 1 17
5月 85 26 23 134
6月 28 14 2 44
7月 35 9 2 46
8月 9 9 1 19
9月 17 8 3 28
10月 11 4 0 15
11月 34 23 4 61
12月 26 10 1 37
1月 15 4 0 19
2月 4 8 1 13
3月 6 10 1 17
279 132 39 450
図2 科学技術振興機構(JST)のウェブマガジン「Science
                  Window」で地下の免震構造を取材。U型鋼製ダンパーの説明をする運用技術部門の松下聡上級テクニカルスタッフ
図2 科学技術振興機構(JST)のウェブマガジン「Science Window」で地下の免震構造を取材。U型鋼製ダンパーの説明をする運用技術部門の松下聡上級テクニカルスタッフ
図3 NHK BS「コズミック フロント」。トンガ海底火山の噴火で発生したラム波について解説する大塚成徳研究員(データ同化研究チーム)
図3 NHK BS「コズミック フロント」。トンガ海底火山の噴火で発生したラム波について解説する大塚成徳研究員(データ同化研究チーム)

RISTにおいても、「富岳」を利用した研究成果について、論文等の学術発表と並行して一般向けに情報発信を強化している。2023年度にRISTがHPCIポータルサイト及びHPCI広報サイトに公開したプレスリリースは表2のとおりである。

表2 プレスリリース一覧
日付 件名
2023年4月7日 イオン伝導ガラス中のリチウムイオン輸送環境の解明(JASRI、島根大学、大阪公立大学、KEK、J-PARC、名古屋工業大学、山形大学、琉球大学、東北大学)
2023年5月19日 健康診断で様々な心臓病の検出を可能に、新たなAIモデルに関する研究契約を締結 ースーパーコンピュータによる心臓シミュレーションとAIを組み合わせた世界初の健診サービスー
2023年5月22日 スーパーコンピュータ「富岳」政策対応枠における⼤規模⾔語モデル分散並列学習⼿法の開発について(東京工業大学、東北大学、富士通株式会社、理化学研究所)
2023年5月22日 「富岳」世界ランキングの結果と理化学研究所の今後の対応について -世界トップを引き続き維持- (R-CCS)
2023年6月14日 令和5年度スーパーコンピュータ「富岳」利用研究課題の定期募集(年二回募集の第二回目)の応募状況について
2023年6月23日 太陽フレアを熱対流が駆動するメカニズム 〜スーパーコンピュータ 富岳・アテルイIIにより解明〜(宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)
2023年8月17日 令和5年度スーパーコンピュータ「富岳」利用研究課題の定期募集(年二回募集の第二回目)の選定結果について
2023年8月31日 令和6年度A期「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題の募集(年二回募集の第一回目)について
2023年10月2日 第10回「富岳」を中核とするHPCIシステム利用研究課題成果報告会(同時開催:第6回HPCIコンソーシアムシンポジウム)の開催について
2023年10月20日 クォーク4個から成る「純粋テトラクォーク」-加速器実験で見えた新粒子をスーパーコンピュータ「富岳」で解明- (理化学研究所、京都大学、大阪大学)
2023年10月23日 AIが描く超新星爆発の広がり -深層学習を用いた超新星爆発シミュレーションの高速再現技術 -(東京大学、東北大学、神戸大学)
2023年11月9日 第3回 スーパーコンピュータ「富岳」シンポジウム「富岳百景」 - 成果創出加速プログラム・政策対応利用課題・Society 5.0推進利用課題 - 開催のお知らせ
2023年11月14日 「富岳」世界ランキングの結果と理化学研究所の今後の取り組みについて -世界トップレベルを引き続き維持-(R-CCS)
2023年12月7日 ⼤気の⽔循環を追跡する⾼解像度シミュレーション -次世代の⽔同位体・⼤気⼤循環モデルの開発 - (国立環境研究所、気象庁気象研究所、東京大学、海洋研究開発機構)
2023年12月14日 令和6年度スーパーコンピュータ「富岳」を中核とするHPCI システム利用研究課題の定期募集(年二回募集の第一回目)の応募状況について
2023年12月27日 Medtech Outlook誌の “TOP MEDICAL DEVICE COMPANY IN JAPAN 2023” でトップ5企業に選出
2024年2月6日 「富岳」で⾼速電波バーストの再現に成功―宇宙最⼤の電波爆発の起源に迫る―(京都大学基礎物理学研究所、千葉大学国際高等研究基幹、東京大学大学院理学系研究科、九州大学大学院総合理工学研究院)
2024年2月16日 令和6年度A期HPCIシステム利用研究課題の選定結果について
2024年3月7日 令和6年度B期スーパーコンピュータ「富岳」利用研究課題の定期募集(年二回募集の第二回目)の開始について

6-8-2 ウェブサイト・制作物

1. ウェブサイト・SNSの管理・運営

R-CCSでは、ウェブサイト・SNSを用いて一般から研究者・技術者向けの情報発信を行っている。

(1)公式ウェブサイト

一般から研究者・技術者を対象に広く情報を発信する公式ウェブサイトとして、「富岳」を活用した研究成果、イベントの告知・報告、メディア掲載情報等を掲載。2023年度は、量子HPC連携プラットフォーム部門発足(4月)、スパコンランキング(5月・11月)、「富岳」を用いたリアルタイム数値天気予報の研究成果がゴードン・ベル賞気候モデリング部門ファイナリストに選出(11月)といった情報を主として発信した。サイト全体のアクセス数は年間約256,000件(うち英語は約15%)であった。

(2)公式SNS

公式ウェブサイトの更新情報のほか、公式ウェブサイトには掲載されない情報なども写真とともに発信。フォロワーはFacebook(日本語)約2,400人、Facebook(英語)約700人、X(旧Twitter)約3,700人、Instagram約800人である。

YouTubeは「計算科学eラーニングアーカイブチャンネル」として、各種講習会やスクールの講義等を撮影し、公開している。チャンネル登録者は約3,380人。
また、RISTと共同で「Supercomputer Fugaku」チャンネルを運用し、「富岳」関連動画を公開。チャンネル登録者は約130人。

参考 R-CCS公式SNSアカウント

facebook(ja) facebook(ja)新しいタブで開きます facebook(en) facebook(en)新しいタブで開きます X(旧Twitter) X(旧Twitter)新しいタブで開きます instagram instagram新しいタブで開きます youtube youtube新しいタブで開きます

RISTでは、HPCIポータルサイト(図4)、HPCI広報サイト(図5)での情報発信を行っている。
HPCIポータルサイトでは利用者選定及び利用者支援の情報となっており、HPCI広報サイトでは「富岳」に興味を持つ潜在的利用者から一般国民にむけた情報となっている。

その中でもHPCIマガジン「富岳百景」はVol. 12~15を発行し、「富岳」の利用に関心を持つ研究者、技術者に情報発信した(図6)。
HPCIポータルサイトは2012年4月19日より運営し、課題公募の広告・受付・選定結果の発表などについて、情報発信する場として活用している。2023年度は、2022年度(2021年4月~2022年3月)利用分の一般枠課題の利用報告書が公開された。利用報告書は利用報告書データベース検索をはじめとし、分野ごと、年度ごとに検索できるようになっている(図7)。

図4 HPCIポータルサイト
図4 HPCIポータルサイト
図5  HPCI広報サイト
図5  HPCI広報サイト
図6 HPCIマガジン富岳百景
図6 HPCIマガジン富岳百景
図7 HPCIポータルサイトでの利用報告書の公開
図7 HPCIポータルサイトでの利用報告書の公開

HPCIポータルサイト

ユーザービリティーの改善による利用者拡大、そして利用者満足度の向上のため、2022年10月17日にポータルサイトのリニューアルを実施。ポータルサイト全体のアクセス数は2023年4月1日から2024年3月31日までで6,158件であった。

HPCI広報サイト

「富岳」に興味を持つ潜在的利用者から一般国民に向けたより効果的な情報発信を行うために、2020年10月31日よりHPCI広報サイト「富岳百景」を立ち上げた。
利用者の求める情報をより分かりやすく案内するため、2024年2月1日にHPCI広報サイトのリニューアルを実施。HPCI広報サイト全体のアクセス数は2023年4月1日から2024年3月31日までで4,110件であった。

HPCIマガジン富岳百景

HPCIマガジン富岳百景のアクセス数として、Vol.12: 1,323件、Vol.13:700件、Vol.14:663件、Vol.15:429件であった。併せて、同テーマの動画も作成しYouTubeにて公開している。

図8 HPCIマガジン vol.12
図8 HPCIマガジン Vol.12
図9 HPCIマガジン vol.13
図9 HPCIマガジン Vol.13
図10 HPCIマガジン vol.14
図10 HPCIマガジン vol.14
図11 HPCIマガジン vol.15
図11 HPCIマガジン vol.15

また、R-CCSと共同でYouTubeアカウント「Supercomputer Fugaku」チャンネル、X(旧Twitter)アカウント スーパーコンピュータ「富岳」(公式)を運用している。

YouTubeでは「富岳」関連動画を公開。チャンネル登録者は約700人。

X(旧Twitter)では「富岳」関連イベントやHPCI構成機関のPR等を投稿。フォロワーは約4,500人。 2023年度は、「富岳」カプセルトイ写真、HPCIクイズシリーズ、イベント参加者インタビュー動画など、わかりやすい形でリアルタイムでの投稿を行った。

2. 制作物

R-CCSでは、パンフレット等の印刷物のほか、ウェブコンテンツや動画を制作している。2023年度に制作、更新した制作物は下記のとおりである。

(1)スーパーコンピュータ「富岳」研究成果集(動画)

スーパーコンピュータ「富岳」を活用したさまざまな研究成果を動画でわかりやすく紹介した

(2)飛沫・エアロゾルシミュレーション~熱意と努力の舞台裏~(動画)

2020年、新型コロナウイルスCOVID-19が世界を襲い社会が混乱する中、立ち上がった研究者とそのチームの物語。

(3)R-CCSまるわかりガイド

2023年度はウェブ版のみ更新に加え、印刷版の作成を行った。新しく着任したチームリーダー・ユニットリーダーの似顔絵を新規作成した。

RISTでは、パンフレット、ニューズレター等を制作している。2023年度に制作、更新した制作物は下記のとおりである。

(1)リーフレット「Hello! 「富岳」〜産業利用の広場〜」

企業での利用拡大を図るため、企業での利用事例の紹介や利用制度・支援体制についての解説、折々のトピックスを掲載した「Hello!「富岳」~産業利用の広場」~No.3」(図12)を、A3二つ折りのリーフレット、HPCIポータルサイトのWEB版に発刊・公開した。写真やイラストを使ってわかりやすく解説し、ユーモアを交えながら読み物としてのクオリティを追求することで、企業の経営者層など経営企画方針の意思決定に関わる方にアピールし、新規応募者増につなげるものである。

図12 Hello! 「富岳」〜産業利用の広場〜 No.3
図12 Hello! 「富岳」〜産業利用の広場〜 No.3
(2)HPCI計算資源ハンドブック

「富岳」を中核とするHPCIシステムの計算資源を紹介する冊子「HPCI計算資源ハンドブック」の内容を最新の情報に更新した改訂版を発行した(図13)。

図13 HPCI計算資源ハンドブック(2023年度改訂版)
図13 HPCI計算資源ハンドブック(2023年度改訂版)
3. 映像コンテンツ

RISTでは、「富岳」に代表されるスーパーコンピュータの活躍や折々のトピックスを広く一般に紹介し、利用者に向けて有益な情報提供をするためにPR動画を制作している。
2023年度は、次の11本を制作しYouTubeにて公開した。

<「富岳」インタビュー動画>

  • 次世代研究者賞「乱流熱流束の時間発展を予測するマルチモーダルニューラルネットワークモデルの開発」
  • 次世代研究者賞「磁気乱流が駆動する太陽からの超音速プラズマ流」
  • 次世代研究者賞「高分子物性自動計算システムRadonPyの開発と産学連携によるデータベース共創」

<スパコンことはじめ>

  • スパコンことはじめ・学術系VTuberと学ぶ「富岳」全脳シミュレーション(前編)~
  • スパコンことはじめ・学術系VTuberと学ぶ「富岳」全脳シミュレーション(後編)~

<広報サイト「富岳百景」学びページ>

  • 理系の先輩インタビュー①分野:機械学習
  • 理系の先輩インタビュー②分野:核融合
  • 理系の先輩インタビュー③分野:バイオ
  • 理系の先輩インタビュー④分野:太陽物理学
  • 理系の先輩インタビュー⑤分野:ITエンジニア
  • 理系の先輩インタビュー⑥分野:高分子物性

6-8-3 イベント

R-CCS及びRISTともに専門的な情報から一般にわかりやすい情報まで、イベントを通じた直接対話形式の広報活動を実施していたが、前年度同様、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントの多くがオンラインまたは現地開催とのハイブリット開催となった。

R-CCSでは、専門的な情報から一般にわかりやすい情報まで、イベントを通じた直接対話形式の広報活動を実施している。2023年度は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行することに伴い、イベントの多くが現地開催、または現地とのハイブリッド開催となった。

(1)研究者・「富岳」利用者向けイベント

研究者、「富岳」利用者に向けた国際会議展示は、「ISC 2023」(ドイツ/ハンブルク+オンライン)、「SC23」(アメリカ合衆国/デンバー+オンライン)、「SCA24」(オーストラリア/シドニー)にて行った。また、産業界向けには国際フロンティア産業メッセ2023(神戸市)に出展するなど、海外及び国内のシンポジウム・展示会への参加を行い、ブース展示や特別講演などを設けて広く情報発信を行った。

(2)一般・学生向けイベント

一般向けには、今後の科学技術の発展に向けた「AI for Science」というHPCの新たなコンセプトとそれに向けたR-CCSの取り組みを紹介し、各界の有識者と今後の展望について議論するシンポジウム「AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~」を開催した。

また、年1回実施している神戸・大阪地区一般公開は、「理化学研究所一般公開 in 神戸~今、神戸で出会える科学 ~」を開催し、「富岳」を間近で見ることができる見学ツアーが行われ、好評を得た。さらに、理研横浜キャンパスと横浜市立大学鶴見キャンパスが合同で開催している「理化学研究所・横浜市立大学 一般公開~あした咲く花 みつけよう~」では、HPC/AI駆動型医薬プラットフォーム部門から、横浜キャンパスに拠点を置く3つのユニットの「富岳」を通じた創薬の研究開発を紹介した。

夏休み期間には、1995年に始まった伝統あるプログラミングコンテスト、「夏の電脳甲子園「SuperCon 2023」本選大会をオンラインで開催し、予選を通過した高校生(高等専門学校生の場合は高校相当学年)のチームが、数日間かけて「富岳」を使って問題を解くプログラムの作成に挑戦した。

このほか、研究者が、中・高校生などに直接講義や授業を行う「出前授業」も行われ、より深くそして幅広い世代に向けて「富岳」とその研究活動を周知した。

表3 R-CCSが主催、共催、協賛、後援、出展、または参加した主なイベント一覧
分類 開催年月日 種別 名称
研究者・
利用者向け
(国外)
2023年5月21日~25日 国際会議 ISC(International Supercomputing Conference)High Performance 2023 ドイツ・ハンブルク/オンライン
参加者:3,105名(うちオンライン:147名)
出展:159団体
ブース訪問者:463名
2023年11月12日~17日 国際会議 SC(Supercomputing Conference)23 アメリカ・デンバー/オンライン
参加者:およそ14,000名(オンライン参加含む)
出展:438団体
ブース訪問者:777名
2024年2月19日~22日 国際会議 SCA(SupercomputingAsia)24 オーストラリア・シドニー
参加者数:1,200名以上
出展:50団体以上
ブース訪問者:122名
研究者・
利用者向け
(国内)
2023年4月13日~7月27日 配信講義 計算科学技術特論A オンライン
2023年6月~2024年3月 セミナー 国際インターンシップ・プログラム オンライン
2023年8月29日~30日 セミナー 14th Data Assimilation workshop 神戸市
2023年9月4日 シンポジウム SATREPS国際共同シンポジウム 「豪雨や洪水を予測 人々を災害から守れ!」 東京
2023年9月7日~8日 展示会 国際フロンティア産業メッセ 神戸市
総来場者数:13,600名
ブース来訪者:約200名
2023年9月22日 講演会
見学会
理研と未来を創る会 講演会・見学会 第29回 神戸
参加者:70名
2023年10月17日~20日 展示会 AI・人工知能Expo(秋) 東京
総来場者数:29,593名
ブース訪問者:約300名
2023年11月20日 セミナー 96th Data Assimilation Seminar 神戸/オンライン
2024年1月23日 セミナー 97th Data Assimilation Seminar 神戸/オンライン
2024年1月24日~25日
オンライン展示:
2024年1月17日~31日)
展示会 彩の国ビジネスアリーナ2024 さいたま市/オンライン
総来場者数:13,749名
出展:631団体
ブース訪問者:約60名
2024年1月29日~30日 シンポジウム 第6回 R-CCS国際シンポジウム 神戸市/オンライン
参加事前登録者数:223名
配信聴講:28名
2024年1月31日~2月2日 展示会 nano tech 2024 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議 東京
出展企業412社(ナノテク展)
総来場者数:52,351名(同時開催展を含む)
2024年2月2日 シンポジウム スーパーコンピュータ「富岳」シンポジウム AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~ 東京/オンライン
参加者:現地69名、オンライン386名
2024年3月19日 シンポジウム 第2回「富岳」が拓くSociety 5.0時代のスマートデザインプロジェクトシンポジウム 神戸市/オンライン
2024年3月19日 セミナー 98th Data Assimilation Seminar 神戸/オンライン
2024年3月25日 シンポジウム 量子・スパコン連携プラットフォームプロジェクトキックオフシンポジウム 東京/オンライン
学生・ 一般向け 2023年6月30日 イベント 理研DAY:研究者と話そう!「『富岳』×AIで起こす技術革新!」 オンライン
2023年7月9日~14日 セミナー International HPC Summer School 2023 アメリカ・アトランタ
日本からの派遣:8名
2023年7月~2024年3月 セミナー RIKEN R-CCS 計算科学インターンシップ・プログラム 2023 神戸市/東京
参加者:19名
2023年8月21日~25日 イベント 夏の電脳甲子園「SuperCon23」本選大会 オンライン
2023年9月11日~15日 セミナー RIKEN International HPC Summer School 2023 - Society 5.0に向けて - オンライン
参加者:47名
2023年9月18日~22日 セミナー KOBE HPC サマースクール(初級)-スーパーコンピュータで並列計算の基礎を学ぼう!- 神戸市
参加者:40名
2023年10月4日~2024年1月31日 セミナー 遠隔インタラクティブ講義「計算生命科学の基礎10」~融合するAI、データサイエンス、生命科学、そして次の10年をみすえて~ オンライン
2023年10月21日 イベント 2023年度 理化学研究所・横浜市立大学一般公開 ~あした咲く花 みつけよう~ 横浜市
来場者:1,295名
2023年11月3日 イベント 2023年度 理化学研究所 一般公開 in 神戸 ~今、神戸で出会える科学~ 神戸市
来場者:延べ4,003名
2024年3月13日~15日 RIKEN International HPC Spring School 2024:Society 5.0に向けて オンライン
参加者:27名
学校向け・出前授業 2023年6月7日 出前授業 大阪府立東高等学校 理数科3年生
2023年7月27日 出前授業 兵庫県立兵庫高等学校
2023年9月21日 講演 兵庫県中学校技術・家庭科研究大会(神戸大会)
2023年12月23日 講演 神戸大ROOTプログラム
図14 SC23の会場で抽選配布された「富岳」特製法被。参加者にも好評を得た
図14 SC23の会場で抽選配布された「富岳」特製法被。参加者にも好評を得た
図15 「AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~」でのパネルディスカッション
図15 「AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~」でのパネルディスカッション
図16 産業界との連携を図り「彩の国ビジネスアリーナ2024」に出展
図16 産業界との連携を図り「彩の国ビジネスアリーナ2024」に出展
図17 一般公開 in 神戸では量子コンピュータの研究も注目を集めた
図17 一般公開 in 神戸では量子コンピュータの研究も注目を集めた
図18 一般公開 in 神戸。計算機室で研究者から直接説明を受ける参加者
図18 一般公開 in 神戸。計算機室で研究者から直接説明を受ける参加者
図19 横浜一般公開で飛沫シミューションのVRを体験する参加者
図19 横浜一般公開で飛沫シミューションのVRを体験する参加者
図20 海外からの参加者を迎えて開催されたThe 6th R-CCS International Symposium
図20 海外からの参加者を迎えて開催されたThe 6th R-CCS International Symposium
参考 一般公開

RISTでは、研究者・利用者向けに、R-CCSと連携してISC2023(ドイツ ハンブルク)に現地出展、SC23(米国デンバー)に現地出展、SCAsia2024(オーストラリア シドニー)に現地出展し海外向けに情報提供、情報発信を行い、国内においては、第10回「富岳」を中核とするHPCI システム利用研究課題成果報告会を10月に、スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムの成果をわかりやすく発信するための公開シンポジウムを12月にオンラインで開催した。同プログラミングに関わる研究者間の情報交換・交流を深め研究の発展と人材育成につなげるための研究交流会は、3月に東京にて現地開催した。

また、材料系分野や CAE 分野に特化したワークショップ(3回)等を開催し、利用技術に関する情報提供を行うとともに利用者間の情報交流を図った。

「富岳」の効率的な利用を促すため、チューニング技術の普及を目的としたA64FX向けチューニング技術検討会(2回)をR-CCSと合同でオンライン形式にて開催した。また、第8回大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウムを公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)及び一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)とともに東京秋葉原で開催した。さらに、分野ごとの研究者の情報共有・交流の場としてオンラインサロン「スパコンコロキウム」を2回開催した。

一般向けには、中学生・高校生・高専生を対象とした「スパコン「富岳」体験塾」を8月に、神戸会場と、今回はじめて東京大学の共催を得て東京会場の2か所で開催した。またプログラミング初心者を対象とした「はじめてのプログラミング」を3月にRIST神戸センターで開催した。その他、11月には神戸市主催の神戸医療産業都市一般公開に近隣諸団体とともに参加し、RISTは計算機歴史博物館の現地出展を行った。

表4 RISTが主催、共催、協賛、後援、出展、又は参加した主なイベント一覧
開催年月日 種別 名称 備考
2023年5月17日~5月19日 秋葉原UDXカンファレンス RoomD(東京都・千代田区) 第36回HPCプログラミングセミナー(プログラミング技法入門) 主催
2023年5月21日~5月25日 オンライン ISC2023 出展
2023年6月23日 オンライン 第22回HPCプログラミングWebセミナー: チューニング技法入門開催のお知らせ 主催
2023年6月27日~6月30日 高度計算科学研究支援センター (計算科学センタービル)2階 実習室 2023年度上期「ハンズオンで学ぶ計算物理化学の基礎」講習会 共催
2023年6月27日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年6月30日 オンライン 第23回HPCプログラミングWebセミナー: アクセラレータ入門開催のお知らせ 主催
2023年7月1日~3月31日 理化学研究所計算科学研究センター(兵庫県・神戸市、東京都・中央区) RIKEN R-CCS 計算科学インターンシップ・プログラム 2023 協賛
2023年7月7日 オンライン 第24回HPCプログラミングWebセミナー: 並列プログラミング入門(OpenMP編)開催のお知らせ 主催
2023年7月13日~7月14日 秋葉原コンベンションホール 令和5年度中性子産業利用報告会 協賛
2023年7月14日 オンライン 第25回HPCプログラミングWebセミナー: 並列プログラミング入門(MPI編)開催のお知らせ 主催
2023年7月25日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年7月26日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年8月3日 高度計算科学研究支援センター(計算科学センタービル)2階 実習室 2023年度 火災シミュレーションソフトウェア FDS 基礎セミナー(座学・実習) -富岳を利用したハンズオン- 共催
2023年8月4日~8月8日 神戸コンベンションセンター 国際会議 CCP2023 出展
2023年8月7日~8月8日 東京大学情報基盤センター(本郷地区 浅野キャンパス) スパコン「富岳」体験塾2023(東京) 主催
2023年8月21日~8月25日 オンライン開催 第29回スーパーコンピューティングコンテスト (SuperCon2023) 協賛
2023年8月22日~8月23日 高度情報科学技術研究機構(RIST)神戸センター 6階大会議室 スパコン「富岳」体験塾2023(神戸) 主催
2023年8月29日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年9月4日 秋葉原UDX 第9回 大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム 主催
2023年9月5日~9月7日 R-CCSもしくはオンライン RIKEN HPCサマースクール 2023 ~ Society 5.0 に向けて 後援
2023年9月6日 神戸国際会議場 研究会 5F会議室501 第13回SPring-8データ科学研究会/第93回SPring-8先端利用技術ワークショップ「放射光を用いた材料分析の高度化~DXと自律化をキーワードに~」 主催
2023年9月7日~9月8日 神戸国際会議場 第20回 SPring-8産業利用報告会 後援
2023年9月7日 オンライン開催 第9回オンラインサロン「スパコンコロキウム」 主催
2023年9月11日~9月15日 オンライン開催 RIKEN International HPC Summer School 2023 -Toward Society 5.0- 後援
2023年9月18日~9月22日 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール KOBE HPCサマースクール(初級)2023 後援
2023年9月19日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年10月3日 Zoomによるオンライン開催と秋葉原UDXでのオンサイト 第16回材料系ワークショップ~アカデミアと社会を結ぶ「富岳」の利用に向けて~ 主催
2023年10月14日 神戸大学統合研究拠点コンベンションホール 2023年度スパコンセミナー のぞいてみようスパコンの世界 ―「富岳」を見て、聞いて、知って― 後援
2023年10月18日~10月20日 コモレ四谷タワーコンファレンス RoomD 第37回HPCプログラミングセミナー(プログラミング技法入門) 主催
2023年10月23日~10月25日 高度計算科学研究支援センター(計算科学センタービル)2階 実習室 2023年度 ハンズオンで学ぶ計算物理化学の基礎(全3回) 共催
2023年10月23日 オンライン 第12回A64FX向けチューニング技術検討会 主催
2023年10月24日 オンライン 第13回A64FX向けチューニング技術検討会 主催
2023年10月31日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年11月3日 ボートライナー 医療センター駅、計算科学センター駅 周辺各施設 神戸医療産業都市(KBIC) 2023 一般公開 出展
2023年11月21日 オンライン Quloud-OpenMXセミナー 主催
2023年11月28日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2023年11月30日 BlueJeansによるオンライン開催 第3回「富岳」を用いたLAMMPS入門講習会(ハンズオン) 主催
2023年12月1日 オンライン 第3回「富岳」成果創出加速プログラムシンポジウム「富岳百景」 主催
2023年12月1日 オンライン 第26回HPCプログラミングWebセミナー: チューニング技法入門開催のお知らせ 主催
2023年12月5日 一橋大学一橋講堂 学術総合センター2F マテリアル戦略総合シンポジウム2023 協賛
2023年12月7日 web会議システム Zoomを使用したWeb講習会 AkaiKKR講習会 -高性能計算・データ分析基盤システム SQUIDを用いたハンズオン- 主催
2023年12月8日 オンライン 第27回HPCプログラミングWebセミナー: 並列プログラミング入門(OpenMP編)開催のお知らせ 主催
2023年12月12日 オンライン データ活用社会創成シンポジウム2023 後援
2023年12月15日 神商ホール (神戸商工会議所会館 3階) スーパーコンピュータ・ソリューションセミナー2023 後援
2023年12月15日 オンライン 第28回HPCプログラミングWebセミナー: アクセラレータ入門開催のお知らせ 主催
2023年12月18日~12月20日 筑波大学・東京キャンパス134講義室 「成果創出加速」基礎科学合同シンポジウム
2023年12月19日 オンライン開催、東京大学 浅野キャンパス 次世代計算基盤に係る調査研究に関する合同ワークショップ ~フィージビリティスタディ中間報告~ 後援
2023年12月22日 オンライン 第29回HPCプログラミングWebセミナー: 並列プログラミング入門(MPI編)開催のお知らせ 主催
2023年12月26日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2024年1月15日 オンライン開催、秋葉原 UDX 南ウイング 6F UDX カンファレンス RoomA、B 「次世代計算基盤を利用した成果の最大化に向けて」に関する意見交換会 共催
2024年1月29日~1月30日 神戸国際会議場、またはオンライン 第6回 R-CCS国際シンポジウム 後援
2024年1月30日 オンライン 第10回オンラインサロン「スパコンコロキウム」 主催
2024年2月5日 京都大学 学術情報メディアセンター 北館 305端末室またはオンライン HΦ講習会 - Camphor3(システムA)を用いたハンズオン - 主催
2024年2月6日 秋葉原UDX 4階 NEXT-1、またはオンライン 第17回材料系ワークショップ 主催
2024年2月15日 オンライン SMASH講習会-名古屋大学情報基盤センタースーパーコンピュータ「不老」TypeIサブシステム(FX1000)を用いたハンズオン- 主催
2024年2月27日 オンライン開催、アクセスポイント神戸/東京 HPCI アクセスポイント解説セミナー 主催
2024年2月29日 オンライン 「富岳」成果創出加速プログラム「富岳」材料物理化学課題・「富岳」燃料電池課題 合同公開シンポジウム(成果報告会) 後援
2024年3月5日 オンライン スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラム 令和5年度採択課題「「富岳」による地震の大規模シミュレーションの基礎拡充と社会実装へ向けた展開」 後援
2024年3月8日 秋葉原UDX 4階 NEXT-2、またはオンライン 第7回CAEワークショップ - CAEシミュレーションの今と広がる支援サービス - 主催
2024年3月12日 富士ソフトアキバプラザ 5階アキバホール、レセプションホール 第3回「富岳」成果創出加速プログラム研究交流会 主催
2024年3月13日~3月15日 R-CCS、またはオンライン RIKEN International HPC Spring School 2024:Society 5.0に向けて 後援
2024年3月14日 RIST東京事務所(東京都港区) 会議室 ABINIT-MP講習会 -スーパーコンピュータ「富岳」を用いたハンズオン- 主催
2024年3月19日 オンライン 第2回「富岳」が拓くSociety 5.0時代のスマートデザインプロジェクトシンポジウム 後援
2024年3月21日 東京大学生産技術研究所 コンベンションホール、またはオンライン 第1回HPC産業応用拡大プロジェクトシンポジウム 後援
2024年3月25日 ステーションコンファレンス東京 501ABS 、またはオンライン 量子・スパコン連携プラットフォームプロジェクトキックオフシンポジウム 後援
2024年3月25日 京都大学 学術情報メディアセンター北館305端末室とweb会議システムZoomを使用したWeb講習会 mVMC講習会 - Camphor3(システムA)を用いたハンズオン - 主催
2024年3月27日 東北大学金属材料研究所講堂 2023年度 スーパーコンピュータ「富岳」成果創出加速プログラムDDCoMS 公開シンポジウム /計算物質科学人材育成コンソーシアムPCoMS 次世代研究者セミナー /計算物質科学スーパーコンピュータ共用事業報告会 後援
2024年3月28日 高度情報科学技術研究機構(RIST)神戸センター 6階大会議室 はじめてのプログラミング 主催

6-8-4 見学・視察対応

R-CCSでは、「富岳」及び計算機科学・計算科学への理解増進のため、主に研究機関、企業、官公庁、学校など、見学を希望する団体の受け入れを行っている。基本的に広報の見学担当者による対応だが、参加者の要望等に応じて、運用技術部門及び研究部門の研究者・技術者による解説を行っている。

また、政界関係者、国・地方自治体関係者、企業や研究機関の幹部などによる視察も数多く行われており、研究支援部総務課を事務局として、理化学研究所役員及びR-CCS幹部により、理解増進のため概要説明や意見交換を含めた対応を行っている。

2023年5月以降は、引き続き感染対策に配慮しつつ、見学・視察とも全面的に受け入れを再開した。R-CCSの1階展示エリアにおいても平日昼間は予約なしで見学可能とし、「富岳」の説明パネルや先代機「京」の計算ラックやシステムボードを見ることができる。
2023年度は、特に海外の研究機関や大使館等の視察が増えた。「富岳」実機を間近に見学し、利用状況や成果について活発な意見交換がなされた。また、現地での見学再開と同時に国内外の教育・研究機関、企業等から多数の申し込みがあり、学校等が夏休みを迎える7月以降は4~6月の2~3倍の見学者を受け入れることになった。
「富岳」の共用開始以降、本格的な見学・視察が可能となった2023年度の見学、視察受け入れ実績は表5のとおりであり、合計9,401名に対応した。

図21 松岡センター長(右から2人目)の案内で「富岳」実機を視察するシビ・ジョージ駐日インド大使(左から2人目)
図21 松岡センター長(右から2人目)の案内で「富岳」実機を視察するシビ・ジョージ駐日インド大使(左から2人目)

【主な見学・視察】
2023年4月 大阪成蹊大学、株式会社村田製作所、台湾NCHC、ドイツ連邦議会議員、財務省
2023年5月 滝川中学校野外研修部、広島三育学院高等学校
2023年6月 大阪公立大学、兵庫県警察、チリ国IT企業グループ、独法評価委員会
2023年7月 指定都市市(議)会事務協議会分科会、早稲田大学大学院、シンガポールASTAR&Cyber Security Agency
2023年8月 石川県立七尾高等学校、秋田県立秋田中央高等学校、大阪商工会議所、山本左近文部科学大臣政務官
2023年9月 阿南工業高等学校、ダイハツ皐月会阪神支部、厚生労働省
2023年10月 福岡県立朝倉高等学校、阪神高速道路グループ、英国科学技術顧問、カナダNational Research Council
2023年11月 仙台工業高等専門学校、火力原子力発電技術協会関西支部、日本銀行
2023年12月 熊本県立熊本高等学校、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、駐日ウクライナ大使館・神戸学院大学
2024年1月 沖縄県立沖縄工業高校、日本システムユーザ協会企業リスクマネジメント研究会、駐日インド大使
2024年2月 大阪電気通信大学、タイ国立スワンクラープ高校、自動車技術会関西支部、堺・泉北臨海企業連絡会
2024年3月 島根大学ジュニアドクター育成塾、Chair of Information and Automation Systems, RWTH-Aachen, Germany, and Evonik
Japan、長野裕子 大臣官房サイバーセキュリティ・政策立案総括審議官

表5 見学・視察対応件数一覧