研究員
Nさん(30代半ば)の場合

子どもの頃

アクティブ少女
産まれは埼玉ですが、3歳からずっと外国に住んでいました。
日本には、夏休みなどで父の実家のある鳥取へ戻ってくる程度。
日本が好きで、帰国するのがいつも楽しみでした!
子どもの頃は外で遊ぶのが大好きでした!友達と自転車やローラースケートでよく遊んでいました。
小学生から高校生までの間、柔道をやっていました。周りで柔道をしている人が少なく、試合も練習も男の子と一緒でした。結構キツかったけど、根性が鍛えられたと思います!
他にも、家族と飼い犬(ジャーマンシェパードのクロ)と遊んだり、夏休みにはたくさんプールに行って泳いだり、とにかく活発でした!
勉強も好きでしたよ。この頃は理系や研究について意識はしていませんでしたが、算数や理科は好きでした。

中学生・高校生の頃

物理好きな
普通の女の子
私のいた国では学校の部活はありませんでした。運動といえば習い事になります。柔道に加えて乗馬もはじめました。普段の放課後は友達とお喋りしたり、TVを見たり。普通の日本の中高生と同じですね。
中学の頃は物理が一番好きでした!高校入学時の専攻選びでは大好きな物理を選びました。理系に進む人の割合も日本より多いと思います。
医者になりたかったため、大学は医学部に入りたかったのですが…私のいた国でも医学部の入試はとても難しく、残念ながら不合格。第二希望だった化学系の学科に入学することになりました。

大学生の頃

真面目に
勉強してました
私のいた国では大学生は勉強を真面目にがんばる人が多いです。サークル活動はありませんでした。授業の後は、友達と遊んだり、時々飲みに行ったりもしました。
大学は理論化学が有名な大学でしたが、実験も多かったです。実験は楽しかったのですが、細かい作業が多く、あまり得意ではありませんでした。
研究室配属は修士1年の頃。物理化学の授業がおもしろく、担当していた先生もいい先生でしたので、この先生のいた計算化学系の研究室へ入りました。

研究室配属後

大学院10年!
研究室ではタンパク質の構造計算を研究していました。今やっている研究と近いですね。研究室に入ってから研究がどんどん楽しくなり、博士課程に進学しようと思い始めました。
私がいた国では一般的に修士課程は3年、博士過程は7年かかります!かなり長いですが、大学院生は大学からお給料をもらえるので生活に困ることはありません。
博士課程に進み、さらに研究が楽しくなってきました。卒業後もずっと研究したい、研究者になりたい!と思い始めました。日本が好きだったので、日本で研究ができればと考えていました。理研のポスドクに応募、採用され、博士課程終了後に帰国しました!

若手研究者の今!

研究大好き
とにかく研究大好き!今はタンパク質の構造計算法について研究しています。この研究のおもしろいところは、「全て!」なのですが…
強いて言うなら、コンピュータの世界の中で、何もないところから自分で世界を作り出して計算をするという所が魔法みたいでおもしろいですね。計算結果は、実験の結果とも一致する所もすごいなと思います。
研究以外では、今も運動する事が大好きです!毎日ジムに通ってハードなトレーニングをしています!
将来の夢
将来は、自分の研究室を持ちたいです。ずっと研究していたい、ずっと研究者でいたい!という気持ちが強いです。
2019年取材
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