大学4年の時に、正式に気象学研究室に入りました。卒論では浜松の大気汚染について研究をしました。当時、自分の大学には大気汚染に関する学会誌がなかったので、夏休みに別の大学の図書館に通い詰め、一日中文献を読み漁りました。
先人の研究論文は、読む毎に新しい世界が広がるようでわくわくしました。卒論研究や修論研究を進めていく中で、もっと本格的に勉強したいと考え、博士課程に進学することにしました。それと同時に、研究者の道を考えるようになりました。
プログラミングは研究室に入ってから、研究上必要に応じて身につけました。また、学生の間は研究室のクラスタ(連結した複数のコンピュータで構成される計算機)を使って研究をしていました。スーパーコンピュータを使うようになったのは、ポスドクになってからです。