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about

「富岳」 expands
~可能性を拡張する~

全てはこの先にある、
Society 5.0、SDGsへの貢献を目指して。
「富岳」、始動。

社会的課題と科学的課題の解決によって日本の成長に貢献し、世界トップレベルの成果をあげることを目的として開発され、2021年3月に共用が開始されたスーパーコンピュータ「富岳」。日本が目指すSDGsの達成とSociety 5.0社会の実現に不可欠なHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)インフラの先駆けとして、さまざまな成果を創出しています。
本シンポジウム前半では、シミュレーション・ビッグデータ・AIの融合による高度なデジタルツインの実現に向けた各分野の最先端研究の現状と、今後のひろがりをご紹介します。後半では、「富岳」をはじめ、今後のHPCが想像を超えたイノベーションを生み出し日本社会をけん引していくために必要なことは何か、登壇者や参加者のみなさまと共に考えていきます。

outline

開催日時
2023年1月24日(火)
13:00~17:05(開場12:30)
開催方法
ハイブリッド開催 
東京会場での開催(先着100名様)/Zoomウェビナーでのリアルタイム配信
申込期日:2023年1月24日(火)
会場
TKP東京駅大手町
カンファレンスセンター

〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル22階「ホールG」

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program

*パネリストは予定です。変更となる場合があります。
*本プログラム及び内容については予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。

13:00 - 13:05

オープニング

13:05 - 13:10

開会挨拶

  • 松岡 聡

    松岡 聡

    理化学研究所
    計算科学研究センター長

    東京大学理学系研究科情報科学専攻、博士(理学)。
    東京工業大学・学術国際情報センター教授、産総研・東工RWBC-OIL ラボ長を経て、2018年より現職。
    東工大・情報理工学院特任教授(兼職)スーパコンピュータTSUBAME 発で省電力等の指標世界トップランク。超並列計算機並列アルゴリズムやプログラミング、ビッグデータやAI 融合の研究に携わる。
    ⽶国計算機学会ACM フェロー(2011年)、スパコン分野最高峰IEEE Sidney Fernbach 賞を日本人として初受賞(2014年)、2020年より三期連続・史上初世界ランキング1 位・四冠(TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph 500) 達成のスーパーコンピュータ「富岳」の総責任者。

13:10 - 13:15

文部科学省 挨拶

  • 木村 直人

    木村 直人

    文部科学省大臣官房審議官
    (研究振興局及び高等教育政策連携担当)

13:15 - 14:10

基調講演

AI✕「富岳」✕デジタルツインの未来予想図

  • 大崎 真孝

    大崎 真孝

    NVIDIA
    日本代表兼米国本社副社長

    大学卒業後、1991年に日本テキサス・インスツルメンツ株式会社に入社。大阪でエンジニアと営業を経験した後、米国本社に異動し、ビジネスディベロップメントを担当。本社勤務を含め20年以上、DSP、アナログ、DLP製品など幅広い製品に携わりながら、様々なマネジメント職に従事。
    2014年、エヌビディアに入社。エヌビディア ジャパン代表として、パソコン用ゲームのグラフィックス、インダストリアルデザインや科学技術計算用ワークステーション、そしてスーパーコンピューターなど、エヌビディア製品やソリューションの市場およびエコシステムの拡大を牽引し、日本におけるAIコンピューティングの普及に注力している。
    首都大学東京で経営学修士号(MBA)を取得している。

14:10 - 15:50

講演

「富岳」NOW

「富岳」を用いた研究成果(シミュレーション・ビッグデータと融合するハイエンドな AI)を中心にご紹介

  • 加藤 千幸

    「富岳」の時代のHPCの産業応用と
    今後の展開

    加藤 千幸

    東京大学生産技術研究所
    革新的シミュレーション研究センター
    センター長・教授

    1984年 東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻修士課程修了
    1984年 株式会社日立製作所 機械研究所入社
    1999年 東京大学生産技術研究所助教授
    2003年 東京大学生産技術研究所教授
    2008年 東京大学生産技術研究所 副所長
    2013年 公益財団法人計算科学振興財団 理事
    2018年 一般社団法人 HPCI コンソーシアム 理事長
    2019年5月 一般社団法人ターボ機械協会 会長
    2022年4月 一般社団法人日本機械学会 会長
    (専門分野) 空力騒音の予測と低減、非定常乱流の数値計算、マイクロエネルギー変換
    (所属学会) 日本機械学会(フェロー)、日本ガスタービン学会、ターボ機械協会、日本流体力学会(フェロー)

  • 井上 寛康

    大規模サプライチェーンの
    デジタルツイン実現への取り組み

    井上 寛康

    兵庫県立大学大学院
    情報科学研究科 教授
    科学技術振興機構 さきがけ研究員

    兵庫県立大学 大学院情報科学研究科 教授。
    理化学研究所 計算科学研究センター 客員主管研究員。
    科学技術振興機構 さきがけ研究員。
    2006年 博士(情報学)京都大学。
    2011年 ノースイースタン大学 客員研究員。
    2018年 キール大学 客員研究員。
    2017年 進化経済学会賞。
    2021年 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術への顕著な貢献(ナイスステップな研究者)。
    経済に対する計算科学・ネットワーク科学によるアプローチが専門。
    著書に「Co-patenting:An Analytic Tool for Cooperative Research andDevelopment」。
    訳書に「ネットワーク科学」(Albert-Laszlo Barabasi)。

  • 市村 強

    シミュレーションとデータの融合について
    - 地震を例に -

    市村 強

    東京大学地震研究所附属
    計算地球科学研究センター
    センター長・教授

    2001年東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程修了・博士(工学)取得。
    東北大学工学研究科助手、東京工業大学理工学系研究科准教授などを経て2019年より現職。
    専門は、計算科学、地震工学、応用力学など。
    「富岳」による地震の大規模物理シミュレーション手法やデータ学習的物理シミュレーション手法の開発に従事。

  • 中嶋 隆人

    シミュレーションとインフォマティクスによる
    新材料設計・探索

    中嶋 隆人

    理化学研究所計算科学研究センター
    量子系分子科学研究チーム
    チームリーダー

    1991年早稲田大学理工学部化学科卒業
    1996年京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻博士課程研究指導認定退学
    1997年博士(工学)取得
    1999年東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻助手
    2003年同講師
    2004年同助教授
    2010年理化学研究所計算科学研究機構(現・計算科学研究センター)チームリーダー(現職)。
    専門は量子化学、理論化学。

  • 奥野 恭史

    「富岳」が拓く創薬DXの未来

    奥野 恭史

    理化学研究所計算科学研究センター
    HPC/AI 駆動型医薬プラットフォーム部門 部門長
    京都大学 大学院医学研究科 教授

    1993年 京都大学薬学部卒業、同大学院薬学研究科にて博士(薬学)取得。
    同大学院医学研究科特定教授を経て2016年 京都大学大学院医学研究科ビッグデータ医科学分野教授、現在に至る。
    一般社団法人ライフインテリジェンスコンソーシアム 代表理事、理化学研究所計算科学研究センターHPC/AI駆動型医薬プラットフォーム 部門長を併任。
    専門は創薬計算科学、ビッグデータ医科学。

16:00 - 17:00

パネルディスカッション

「富岳」EXPANDS

将来の「ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)がインフラとなる社会」を見据えて

  • 臼井 宏典

    臼井 宏典

    プラナスソリューションズ株式会社
    代表取締役社長

    大手通信事業者、大手人材会社を経てさくらインターネットに入職。
    営業部長として従事し、並列計算機を用いた物材向けHPC案件などを受注。
    2018年にデータセンター発のHPCやSIを行うプラナスソリューションズ株式会社を起業。
    2019年秋にはTOP500の54位にあたる大型計算システムを構築。
    近年はHPCを含むハイブリッドクラウドソリューションを企画、提供。

  • 村上 敬亮

    村上 敬亮

    デジタル庁 統括官
    国民向けサービスグループ グループ長

    1967年、東京都出身。
    1990年、通商産業省入省。IT政策、クールジャパン戦略の立ち上げ、COP15,16等の温暖化国際交渉、再エネの固定価格買取制度創設等に従事。
    2014年より内閣官房・内閣府で、地方創生業務に従事し 2020年7月より中小企業庁経営支援部長。
    2021年7月より内閣官房IT総合戦略室内閣審議官、9月より現職。

  • 松岡 聡

    松岡 聡

    理化学研究所
    計算科学研究センター センター長

    東京大学理学系研究科情報科学専攻、博士(理学)。
    東京工業大学・学術国際情報センター教授、産総研・東工RWBC-OIL ラボ長を経て、2018年より現職。
    東工大・情報理工学院特任教授(兼職)スーパコンピュータTSUBAME 発で省電力等の指標世界トップランク。超並列計算機並列アルゴリズムやプログラミング、ビッグデータやAI 融合の研究に携わる。
    ⽶国計算機学会ACM フェロー(2011年)、スパコン分野最高峰IEEE Sidney Fernbach 賞を日本人として初受賞(2014年)、2020年より三期連続・史上初世界ランキング1 位・四冠(TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph 500) 達成のスーパーコンピュータ「富岳」の総責任者。

  • クロサカ タツヤ

    モデレータ

    クロサカ タツヤ

    株式会社 企
    代表取締役

    1999年慶應義塾大学大学院(政策・メディア研究科)修士課程修了。
    三菱総合研究所を経て、2008年に株式会社 企(くわだて)を設立。
    通信・放送セクター、データビジネスに関する経営戦略や事業開発のコンサルティングを行うほか、総務省、経済産業省、内閣官房、OECD(経済協力開発機構)等の政府委員を多数務め、政策立案を支援。
    2016年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授、また2021年より公正取引委員会デジタルスペシャルアドバイザーを兼務。
    著書『5Gでビジネスはどう変わるのか』(日経BP刊)他。

17:00 - 17:05

まとめ

  • 松岡 聡

    松岡 聡

    理化学研究所
    計算科学研究センター センター長

  • クロサカ タツヤ

    クロサカ タツヤ

    株式会社 企
    代表取締役

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会場:TKP東京駅大手町カンファレンスセンター

電車でお越しの方

  • 東京メトロ大手町駅直結
  • JR東京駅丸の内北口徒歩10分

新型コロナウィルス
感染症拡大防止対策について

検温・手指消毒の実施

  • 入館の際に、非接触型検温機による検温及び手指の消毒を行っていただきます。
  • 体温が37.5度以上ある方はご入場いただけません。あらかじめご了承ください。当日、体調のすぐれない場合はご来場をお控えくださいますよう、お願いいたします。
  • 会場内には、手指等の消毒液を各所に設置しておりますので、適宜ご利用ください。

マスクの着用について

会場内では、すべての方のマスク着用を必須といたします。
マスクは鼻まで隠れるように正しくご着用ください。
大声での会話はお控えくださいますよう、ご協力をお願いいたします。

その他

  • 会場内では、外気を取り入れた室内エアコンを運転しております。
  • イベントスタッフは体調管理の上、手洗いや手指消毒を適宜実施いたします。

主催

国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センター

後援

文部科学省、デジタル庁、HPCIコンソーシアム、
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会、
日本経済団体連合会、
経済同友会、計算科学振興財団、
高度情報科学技術研究機構

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本イベントへの参加に関するお問合せ

『「富岳」EXPANDS~可能性を拡張する~』運営事務局

メディア・取材に関するお問合せ

理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)広報グループ

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