5.15. カスタム資源の利用

カスタム資源の利用方法について説明します。

5.15.1. 機能概要

ジョブ運用ソフトウェアでは、ノード資源、CPU資源などの他に、任意の資源を定義できるカスタム資源を持っています。

5.15.2. 確認方法

利用できるカスタム資源は、pjshowrsc -v2コマンドで確認することができます。

[使用例]

[_LNlogin]$ pjshowrsc -v2
[ CLST: ea-compute ]
[ RSCUNIT: rscunit_ft01 ]
CUSTOM_RESOURCE
RSCNAME                              TOTAL      FREE     ALLOC
jobenv/linux                     unlimited unlimited         0
jobenv/mck                       unlimited unlimited         0
(以下略)

注釈

この使用例では、jobenv というカスタム資源名に対し、linux、mckという種別が設定されていることがわかります。

5.15.3. 割り当て方法

カスタム資源を割り当てる場合は、pjsubコマンドの-Lオプションを使用します。

[オプションの書式]

{-L | --rsc-list} CustomResourceName[=Value]

オプション

説明

CustomResourceName

カスタム資源名

Value

割り当てるカスタム資源の数、または、割り当てるカスタム資源の種別です。
"=Value" は省略できます