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まとめ・展望

まとめ・展望

  • 小野 謙二

    九州大学
    情報基盤研究開発センター 教授・センター長

    日産自動車総合研究所、東京大学 Intelligent Modeling Laboratory、理化学研究所を経て、2016年より現職。数値流体力学、可視化、大規模並列計算が主な研究分野。2018年にデータサイエンスに係わる共同研究拠点として、学内に汎オミクス計測・計算科学センターを設立。データから現象を説明する微分方程式を同定する研究に注力するほか、スーパーコンピュータと実世界をつなげるインターフェイスを模索中。週末はイノシシと戦うファーマーに変身し、またサウナーとして汗を流す日々。

  • クロサカタツヤ

    株式会社企(くわだて)
    代表取締役
    慶應義塾大学大学院
    政策・メディア研究科 特任准教授

    1999年慶應義塾大学大学院(政策・メディア研究科)修士課程修了。三菱総合研究所を経て、2008年に株式会社 企(くわだて)を設立。通信・放送セクター、データビジネスに関する経営戦略や事業開発のコンサルティングを行うほか、総務省、経済産業省、内閣官房、OECD(経済協力開発機構)等の政府委員を多数務め、政策立案を支援。2016年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授、また2021年より公正取引委員会デジタルスペシャルアドバイザーを兼務。著書『5Gでビジネスはどう変わるのか』(日経BP刊)他。

  • 本田 隆行

    科学コミュニケーター

    神戸大学にて地球惑星科学を専攻(理学修士)。地方公務員(枚方市役所)事務職、科学館(日本科学未来館)勤務を経て、国内でも稀有なプロの科学コミュニケーターとして活動中。「科学・技術とあなたを繋ぐ」をミッションとして、科学に関する展示企画、実演の実施・監修、大学講師やファシリテーター、行政委員、執筆業、各メディアでの科学解説など、なんでもこなす。著書・監修に『宇宙・天文で働く』(ぺりかん社)、『もしも恐竜とくらしたら』(WAVE出版)など多数。www.sc-honda.com

  • 松岡 聡

    理化学研究所
    計算科学研究センター センター長

    東京⼤学理学系研究科情報科学専攻、博⼠(理学)。東京⼯業⼤学・学術国際情報センター教授、産総研・東⼯RWBC-OIL ラボ⻑を経て、2018 年より現職。東⼯⼤・情報理⼯学院特任教授(兼職)スーパコンピュータTSUBAME 発で省電⼒等の指標世界トップランク。超並列計算機並列アルゴリズムやプログラミング、ビッグデータやAI 融合の研究に携わる。⽶国計算機学会ACM フェロー(2011 年)、スパコン分野最⾼峰IEEE Sidney Fernbach 賞を⽇本⼈として初受賞(2014 年)、2020 年より四期連続・史上初世界ランキング1 位・四冠(TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph 500) 達成のスーパーコンピュータ「富岳」の総責任者。