4.5. ノード使用状況確認

全体の使用可能ノード数、空きノード数の確認には、pjshowrscコマンドを使用します。

[_LNlogin]$ pjshowrsc
[ CLST: cluster1]
RSCUNIT           NODE
                  TOTAL  FREE  ALLOC
ResourceUnitName     14    13      1

注釈

pjshowrscコマンドを実行したユーザーが投入権限を持つグループに所属していない場合、情報は表示されません。

また、グループを指定せずにpjshowrscコマンドを実行した場合は、情報が表示されないことがあります。 その場合は、以下のように-gオプションで所属するグループを指定することで、そのグループの権限で使用可能な計算資源の状態を確認できます。

[_LNlogin]$ pjshowrsc -g [グループ名]

また、pjstat--summaryオプションを指定するとジョブ数のサマリが表示されます。ジョブ数のサマリでは、pjstatコマンドを実行したユーザ(-Aオプション指定時は全ユーザ)が投入したジョブの数が、以下のように状態ごとに集計されて表示されます。

[_LNlogin]$ pjstat --summary

  ACCEPT QUEUED RUNING RUNOUT   HOLD  ERROR REJECT   EXIT CANCEL  TOTAL
       0      0      0      0      0      0      0      0      0      0
s      0      0      0      0      0      0      0      0      0      0

注釈

行頭に "s" がある行はサブジョブを含むジョブ数です。

項目名

内容

ACCEPT

ジョブ受付待ち状態のジョブ数

QUEUED

ジョブ実行待ち状態のジョブ数

RUNING

実行中のジョブ数

RUNOUT

ジョブの終了待ち状態のジョブ数

HOLD

ユーザによる固定状態のジョブ数

ERROR

エラーによる固定状態のジョブ数

REJECT

受付けが拒否された状態のジョブ数

EXIT

終了した状態のジョブ数

CANCEL

ユーザまたは管理者によって中止された状態のジョブ数

TOTAL

総ジョブ数