VASP 利用開始までの流れ¶
「富岳」上に整備されたVASPの利用を開始するために必要な手順は以下の通りです。
富岳で利用可能なVASPのバージョンはVASP6です。

図1. VASP 利用開始までの作業フロー¶
1. ライセンス契約¶
「富岳」上に整備されたVASPを利用するためには、VASP6のライセンス契約が必要です。ライセンス契約の詳細は下記ソフトウェアベンダーにお問い合わせください。
既にライセンスをお持ちの場合、新たに契約する必要はありません。
2. 利用申請¶
富岳サポートサイト(https://fugaku.zendesk.com/hc/ja) にアクセスし、「申請する」を押す
「申請の種別」から、「商用アプリケーションの利用」を選択
「本件の対象となる課題ID」から、該当の課題IDを選択
「件名」に、「商用アプリケーション(VASP)の利用開始」もしくは「商用アプリケーション(VASP)の利用停止」と入力
「アプリケーション名」から、「VASP」を選択
利用開始の際は、以下の[本文例]を参考に「補足事項」にVASPのライセンス登録情報を記述
利用開始の際は、「添付ファイル」にライセンス証書の写しを添付
「注意事項」の同意チェックボックスにチェック
「送信」を押す
[本文例]
[ 利用開始の場合(利用者の追加を含みます) ]
・利用者の情報
・氏名
・E-mailアドレス
・アカウント名(富岳のローカルアカウント)
・ライセンス証書の写し(添付ファイル)
[利用停止の場合]
・利用停止するアカウント名(富岳のローカルアカウント)
・氏名、E-mailアドレスについては、契約時に登録した情報を正確に記載してください。
・氏名は日本語と英語で記載してください。(氏名が日本語以外の場合、英語のみで構いません)
・利用者が複数の場合、全員分の氏名、E-mailアドレス、アカウント名を記載してください。
[注意事項]
VASP6のライセンスを契約し、ユーザー登録されている方のみ利用可能です。
そのため、ライセンス契約およびユーザー登録状況の確認を目的として、申請時に記入頂いた個人情報を含む以下の情報を、R-CCSが申請者の代理として以下のソフトウェアベンダーに提供します。提供先のソフトウェアベンダーはライセンス発行元(VASP Software GmbH または Materials Design)により異なります。
なお、Materials Designが発行したライセンスの場合は、GDPRなど日本国外の個人情報の取り扱いには対応していないため、日本国内に居住する利用者のみ申請できます。
[提供情報]
氏名
E-mailアドレス
添付されたライセンス証書ファイル
[提供先ソフトウェアベンダー]
- VASP Software GmbH発行ライセンス
- Materials Design発行ライセンス
なお、ソフトウェアベンダーによる確認には時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
2.1 利用の可否判断¶
下記の観点で、利用の可否を判断させていただきます。複数名での申請の場合、利用可と判断された方のみ環境設定を行います。利用が不可と判断された方がいた場合は、不可となった方のローカルアカウント名、不可の理由を利用申請者にお知らせいたします。
提出いただいたライセンス証書および利用者情報を元に、ソフトウェアベンダーによる利用可否確認が行われます。なお、ソフトウェアベンダーによる確認には時間がかかる場合がありますのでご了承ください。
3. ソフトウェア利用環境設定完了通知の受領¶
ライセンス登録などのソフトウェア利用環境の設定が完了後、富岳サポートより連絡対象利用者宛に「ソフトウェア利用環境設定登録完了通知」が送付されます。
4. 利用開始¶
利用方法については下記リンク先を参照ください。
https://www.fugaku.r-ccs.riken.jp/doc_root/ja/user_guides/VASPGuide/usage_vasp_ja.pdf