理化学研究所 計算科学研究センター

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ひまわり8号で観測した高頻度大気追跡風と海面水温の台風や大雨事例へのインパクト実験

ひまわり8号では、高密度・高頻度・高精度な風向・風速や海面水温データなどが得られます。平成27年9月に発生した関東・東北豪雨の大雨の事例について、この風向・風速データを数値シミュレーションの初期値の作成に用いると(データ同化)、大雨の位置や強度が精度よく再現できることが分かりました。
平成28年の台風第10号の事例では、台風の強風が海水を撹拌する効果を考慮したモデルに海面水温観測データを同化することで台風の発達の予測が改善されました。
これらの結果は、いずれもひまわり8号の高密度・高頻度・高精度な観測データを活用した数値シミュレーションによって、台風や大雨に関する防災情報が改善される可能性を示しており、予測精度の向上につながるものと期待されます。今後、より多くの事例にひまわり8号の観測データを適用し、より有効な手法の開発をしていきます。

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