理化学研究所 計算科学研究センター

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スーパーコンピュータ「京」で大型施設の丸ごとシミュレーションに成功~国内外の耐震性の高いインフラ整備に貢献~

石油プラントなどの機器や配管を支える構造体は色々な部材、つまり複数の部品でできています。従来は鋼材となる部品を一本の直線で表現して計算していたため、構造体全体と部品の詳細な動きなどを同時に解析できませんでした。原子力研究開発機構と千代田化工建設の研究チームは、建物の揺れを継手という細かい部品から全体まで総合的に解析する「組立構造解析」技術を開発してきました。今回、「京」と「組立構造解析」技術を用いて、数多くの部品から組立てられたプラントを丸ごとシミュレーションすることに成功しました。この結果、構造体全体の解析と、機器や部品同士のつなぎ目の解析、部品を差し替えて軽量化した場合の耐震性の評価を複数同時に行うことを可能にしました。今後はこの成果をより安定性の高い施設や機器の開発・設計に活かし、国内外の耐震性の高いインフラ整備に貢献していきます。

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