理化学研究所 計算科学研究センター

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世界最高の解像度で太陽の対流層を計算 ~太陽の黒点が生成される仕組みの研究や、太陽活動の変化を予測するために役立つと期待~

太陽は地球上の生命にとってなくてはならない存在で、太陽の活動は私たちの生活に大きな影響を与えます。その太陽の中心部では核融合と呼ばれる現象でエネルギーが生成されます。中心に近い層(半径の7割まで)は、光でエネルギーが運ばれ「放射層」と呼ばれます。表面に近い層(半径の7割から表面まで)は、熱対流でエネルギーが運ばれるので「対流層」と呼ばれます。太陽の対流層では、流れが乱れる現象(乱流)が数多く起きています。太陽で発生しているエネルギーの流れや磁場の生成を理解するためには、乱流をシミュレーションで再現することが重要です。今回「京」を用いて、世界最高(従来の6倍以上)の解像度で、乱流を含む太陽の熱対流の計算を行うことができました。これにより、今後は太陽の黒点が生成される仕組みを詳しく調べたり、太陽の活動の変化を予測するために大いに役立つと期待されます。

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東京大学理学部プレスリリース

参考資料

東京大学大学院理学系研究科 堀田英之博士プレスリリース資料