理化学研究所 計算科学研究センター

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第94回

第94回
日時: 2016年7月6日(水)、15:30 – 16:30
場所: AICS 6階講堂

・講演題目: 時間並列計算法の研究開発動向と今後の展望
・講演者: 飯塚 幹夫 (可視化技術研究チーム)
※発表は日本語、スライドは英語。

講演要旨: 詳細を見る

ポストペタ時代の計算資源は、アプリケーションに対し、現状に比べさらに数桁上の並列性を要求する見通しです。そのような中、時間軸を新しい並列軸として利用する時間並列計算法が期待されています。時間方向での並列化は早い時期から期待されてきたのですが、その取組みの困難さから技術の進歩は遅い状況でした。ところが、2001年にParareal 法が提案されて以降、研究開発が活発となりました。Parareal法も多くの問題を抱えていましたが、ここ10年でその問題の解決の方向も明らかになりつつあります。また、多重スケール、カオス系、最適化手法等の異分野からの研究も活発化しています。そのため、時間並列計算法の研究開発は急速に進んでいる状況です。そこで、本講演では研究開発動向、応用分野、必要とされる技術等の観点から時間並列計算法の概要を説明し、また今後の発展の方向を述べたいと思います。